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2024

’23引退ブログ #5_鳥居塚祐士

日頃より日本体育大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただきありがとうございます。


「HERO」を掲げ

日本一をひたすらに目指し続けた'23シーズン。


ここからはチームの主力として闘い続けてくれたかっこいいHERO達の最後のブログになります。

ぜひご覧ください。





4年 鳥居塚祐士です。


はじめに、平素より日本体育大学ラクロス部にご支援いただいているOB、OG、関係者の皆様に感謝申し上げます。今後とも日体大ラクロス部の応援よろしくお願いいたします。



引退まであと6日・5日・・・と峰尾と朝練の薄暗い時間帯のアップ中に言い合いながら、鼓舞し合っていた日々は一瞬にして過ぎ去り、とうとう引退ブログを書く時がやってきました。



結論。

ラクロス部に入ってよかった!最高!


苦しいことの方が多かった気がしますが、今思えば最高に充実していて、ラクロスを通じて価値ある一生の財産を手に入れることが出来たのかなと思います。






正直、引退ブログって何を書けばいいのか分からないので私の4年間を振り返ってみようと思います。

全然良いブログではないと思いますし、ただ自分の4年間の思い出を綴っているだけなので期待なんかせずに、最後まで読んでいただけると幸いです。


それでは私の4年間の振り返りをどうぞ。





入部のきっかけ。


それは「日本代表になりたい」「新しいスポーツに挑戦したい」でもない。


ある日、上京したての私の部屋にずかずかといきなり入ってくる見知らぬ男2人。(耕陽さん、大河さん)

そこでいきなり大河さんが一言。「お前日体大なんやろ?ラクロスしよや」

耕陽さんが一言。「今からランニングするから一緒に走ろう」


関西弁に圧倒されたと同時に、正直この二人色々とヤバいなと感じました。


当時、住んでいた鷺沼からたまプラーザまで夜中の強制ランニング。

ランニング中、ラクロスの魅力についてのお話。

約40分のランニングを終え、家に着いた頃には入部決意。


以上が、私の入部のきっかけであり、ラクロスとの出会いです。



1年目 「山崎耕陽さんのスパルタ指導」


コロナ真っ只中ということもあり、大学での練習は7・8月頃から開始だった。

しかし、私には山崎耕陽さんという鬼教官とのマンツーマン指導が4月から始まっていた。

早朝から、パス、GB練。優しめに教えてくれるのかと思いきや、全くそうではない。

パスの投げ方すら分からない状態にもかかわらず、「ボックスに投げないととらないから」と真顔で言われた。(今思い返すとパワハラ)

もちろん、ボールはボックスに行くはずもなく、逆ボックス、足元、時には耕陽さんの頭上を越えた。

耕陽さん怒る→「すいません」と謝りながら自分でボールを拾いに行く→私のメンタル崩壊(まだ入部式してない)


恐怖のマンツーマンレッスンがない日は、次同じミスして怒られないように1日中課題と向き合い練習した。これの繰り返しである。


そんなこんなで、必然とラクロスの技術とメンタルが鍛えられ、初心者ながらすんなりと練習に入ることができた。


今思えば、この一年間は私のラクロス人生における大きな土台をつくることができたと思います。

耕陽さん・大河さん本当にお世話になりました。心から感謝しています。



2年目 「貴重な経験と苦悩」


ありがたいことに、2年生からTOPチームに選んでいただいた。

運よくU20の日本代表にも選ばれた。

正直、パフォーマンスは絶好調。

代表活動では、基礎技術に加え、DFの考え方、ポジショニング、メンタリティ、私にとって全てが新鮮で、最高に充実していた。

個人的にも、この活動では手応えを感じていたし、自信に満ち溢れていた。

しかし、チームに戻るとそうではなかった。

自分と3・4年生との実力差は大きく、練習についていくので精一杯。ミス一つ許されないような緊張感と、練習の強度・質が高く、先輩方にボコボコにされる毎日。「鳥居塚!!」と怒られる毎日。


誰に毎日怒られていたとかは言いません。笑  

(怒る声のトーン、言葉、パキっている目つき、頭から離れません。耕〇さん。。。)

「鳥居塚!!!!」と怒られる夢を見て飛び上がって起きる、なんてこともありました。



正直、身体的にも精神的にもすごくしんどかった。

自律神経失調症なんて病院で診断されたこともあった。適当に嘘ついて練習さぼろうかなと毎晩考えていた。

しかし、そんなことできなかった。


理由は1つ。


このチームで「日本一」になりたかったから。


主将の悠大さんをはじめ先輩方が日本一に向け、全力で練習に取り組む姿や、夜遅くまでDFの4年生方がミーティングをしているのを見て、この努力を私のような2年のぺーぺーが無駄にしたり、雰囲気を崩してはいけないと思ったし、単純に4年生が大好きだった。


日ごろの練習では、本気になる素晴らしさ、情熱を燃やし続けて勝ちにこだわることなど、たくさんのことを4年生から学んだ。



そして、リーグ戦。

1回戦目はvs立教。接戦の末勝利。

2回戦目はファイナル4をかけた戦いvs武蔵。


結果は負け。


私は応援席側にいたが、悔しすぎて泣いた。


なにも力になれなかったなと自分の無力さを感じたと同時に4年生と一緒にラクロスが出来ない寂しさ。

そして、これだけ準備しても日本一になれないという現実。

色々と考えさせられた日だった。


3年目 「どん底」

鳥居塚伝説のロング時代開幕!と言いたいところではありますが、長くなりそうなのでこの時期のことは多く語りません。

ただ、約半年間ではありますがロングを経験できてよかったです。周りとの差を埋めるべく、台風の日でも、バイト終わりの深夜でも、どんな時でも欠かさず素振りを継続し、その動画を耕陽さんに送る生活を続けていたのは、今となってはいい思い出です。

そんな苦楽を共にしたロングも磯田にあげたら一瞬にして折られ、気づいたら森山のショートに再利用されている事実。これもいい思い出。


ここからはまじめな話。

正直、この1年間はかなりきつかった。日本一を掲げ挑んだリーグ戦。

結果は全敗。

自分の不甲斐なさを痛感した。先輩に頼ってばかりだった。

入れ替え戦が確定し、全体ミーティングで各々やりきることを決めた。

あたり勝つ走り勝つを体現すべく、自分は週5以上の筋トレと1㎏の増量。これを約1か月。本当にきつかった。


ただ、やりきったみんなの顔は自信に満ち溢れていた。


私もその一人。

入れ替え戦では緊張どころかワクワクを体験できた最高の試合をすることが出来た。


入れ替え戦を通じて、topチームだけの人が日本一を目指すのではなく、チーム誰1人欠けることなく目指すことの意味というところは身をもって実感した。


4年目 「日本一」


HEROというスローガンの元、スポーツマンらしくかっこいい集団になるというビジョンと学生日本一という目標を掲げ始まった23NITTAI。

今思うと、日本一という言葉はどの年でもよく口にしていたが、スローガンを頻繁に口にする部員、機会は少なかった。

ただ、今年は常に「HERO」と部員全員が口にしていた気がする。

これは、試合に出るメンバーだけでなく、それ以外の部員もチームのために貢献できることは何か、このチームに関わってくれた人たちを幸せにするには何をすべきか行動し続け、ラクロスの技術だけでなく、人間的にも成長してきたからだと感じる。

この人間的成長が、今年23NITTAIが学生日本一をとれた大きな要因だと思う。


それだけではない。

主将である友洋の存在。


彼のこの1年間の姿は誰が見てもHEROそのものだったと思う。彼自身プレーでうまくいかない時でも、チームのために鼓舞し続ける姿、キャプテンシーはすごかった。

友洋が主将だったから学生日本一がとれたと思う。

ありがとう。



そして全日決勝vs GRIZZLIES


真の日本一になるために本気で練習した。


しかし、結果6-9で負けた。


試合終了の笛が鳴った瞬間、悔しくて悔しくてたまらなかった。

そして、このチームでもうラクロスが出来ないという寂しさから、涙がこぼれた。



今思い返せば、幸せなことだったなと思う。


どの大学よりも長いシーズンを送り、横浜スタジアムという素晴らしい舞台でラクロスをし、引退をすることが出来た。

学生ラクロッサーにとってこれほど幸せなことはない。


最高のラクロス人生だった。



真の日本一という目標は後輩たちに受け継ぎ、今後の日体に期待したいと思います!




最後に感謝のお言葉を。


駿太さん

1年間FOウィングで起用していただきありがとうございました!貴重な経験が出来ました。

駿太さんのような熱い方がHCでよかったです!


佐保田さん

フルフィールドだけでなく、私生活でのアドバイス、大変勉強になりました!

ありがとうございました。


莞司さん

実力のない私を2年からTOPでつかっていただきありがとうございました。

練習外でも大変お世話になりました!


奥村さん

奥村さんの一言一言が自分にはめちゃめちゃ響いていました。

野菜食べて、睡眠7時間以上とります。健康でいます!


健太さん

DFのことでたくさんお世話になりました!

一緒に加〇を介抱した思い出は忘れません。


悠大さんへ

常に気にかけてくれて、卒業してもラインでラクロスの動画を送ってくださったりと大変お世話になりました!


昴さんへ

私の憧れであり、SSDMの師匠でした!

お世話になりました!


耕陽さん

感謝してもしきれません。

ありがとうございました!

5番会しましょう。


弾さん、翔さんへ

たくさん迷惑かけました。

最高の先輩でした!


小澤、北島へ

常にダルがらみしてくる小澤、小柄のくせに態度でかい北島。そんな二人が大好きでした。

2人とSSDMについてもう語り合えないのかと思うとなんか寂しいかな。


今思い返すと二人の存在はでかかったなと思います。

これからもよろしく!


森山、琉碧へ

頼りないSSDMだったけど、ついてきてくれてありがとう。

自信をもってがんばれ!

森山サボんなよ。


泰世へ

5番受け継いでくれてありがとう。(森山ごめん)

期待してるよ!


ファミリー

何もしてないけど好きです。(翼以外)


同期へ

楽しい4年間をありがとう。

大好きです。


両親へ

大学に通わせてくれて、ラクロスまでさせてくれてありがとう。

金銭的なサポートまでたくさん迷惑かけました。

これからは、恩返しができるようにしっかりと働きます。




本当に皆さん素敵な学生ラクロス生活をありがとうございました!

最高に幸せでした!


おわり。




私たち男子ラクロス部はこれからの4年生の活躍、そして新たな門出をずっとずっと応援しています。



引き続き、日本体育大学男子ラクロス部の応援の程よろしくお願いいたします。




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