お久しぶりです。
#9 箕輪です。
では早速っ!!!
はじまりはじまりぃ
⚡︎⚡︎⚡︎⚡︎箕輪光輝物語⚡︎⚡︎⚡︎⚡︎
体育大に入って部活をやらないのはまずい。
でも15年ほど続けたサッカーはやめて新しいスポーツがしたい!
と1年2ヶ月悩み抜いた末、ラクロス部に入部しました。
記念すべき入部初日、明治大学との試合。
見学と思っていたのに、試合に出ることに…けど…
ま さ か の 点 を 取 っ て し ま っ た
なにこれ、こんな簡単でいいの?!
調子乗って舞い上がって、家帰ってすぐ親に
すごい?
って自慢した。
相当嬉しかったらしく、その時の自分はピュアで可愛かったなと今でも思う。
しかし、このスポーツは人を殴っていい。
それも鉄の棒で。
とんでもないスポーツに手を出したのでは…
痛いこと好きな人は、まぁいるはずがない。
入部初日の試合で殴っていいことを知り、その後の練習が怖かった。
なんで殴られるために部活に行かなきゃいけないんだ…
そう考えてるうちに、練習が嫌いに…
練習中、ボコボコにされながら頭の中で
「まじで痛い、続くわけない…」
と、入部当初は毎日嫌な顔して身体にできたあざを見てました。
しかも周りのみんなは上手いから、自分のミスで迷惑かけて時間を無駄にさせたくない。
それにこの代、ミスするとものすごい野次(暴言)を飛ばしてくるから、褒められて伸びるタイプの自分にはかなり過酷な環境でした。
#11たけしも嫌だって言ってて
あ、あーゆう人たちだけじゃないんだ
って安心したことも。
でもやっぱりミスが嫌で、ここだけの話靴ひもほどけたふりして端っこでグローブ取って靴ひもゆっくり結んでました。
(ポイントは緩く結ぶこと)
逆手のときなんか特に靴ひも結んでて、1.2回で終わるようにしてたんだよね。
ひどいときなんかヘルメット取ってチン調節したり…
でもそれが#55なおきにばれた。ゲッ
理由を聞かれたから 迷惑かけたくない って言った、すると
「じゃあそれで自分が上手くなんなくていいのかよ!!!」
と熱いお言葉。
おぉ…熱いな。と思いながらも
やだ。
って子どもみたいな返事して、それからは逃げないよう練習前に靴ひも二重に結んで練習に励んだ。
人に迷惑をかけたくない、でもかけないと自分は上手くならない…
そんな風に日々葛藤しながらの練習をしていました。
けど、そんな自分でも壁当て、シュー練は大好きでした。
これだけは人に迷惑をかけないで上手くなれる!!
上手くなればみんなに追いつけるし野次も飛ばされない!!
一石何鳥だよぉ♪一石で何羽狩れんだよぉ♪
ルンルンしながらひたすら壁当てシュー練へ
みんなに追いつくために…って思うと頑張れた。
毎日クロスを持って帰って、帰り人がいないことを確認してダッチ切ったり、家でグラボ拾ったり、クロスと寝たり、ボール入れて振り回したり…
その効果か、だんだんと練習でミスも減ってきて、練習が好きに。
殴られることも慣れ、嫌な顔して見てた身体のあざも、次第に頑張った証として笑顔で見るようになっていまして…
ある日、ロングというポジションについて具体的に教えてもらう機会がありました。
と同時に絶対ロングを持つって決めました。
理由は2つ、治武さんのグラボ憧れたのと、殴られないと聞いたから。
不純な理由ですが。
でもロングになったらなったで新たな問題が…
それは
殴られない分「人を殴る」ということ!
苦渋の選択だった。
人なんて殴りたくない、痛い思いさせたくない…
かといって殴られたくない…
どうしよう………
でもたかやさんに「お前はロンミしかない」と言われてあっさりロングに( ・ω・) スン
今でも1on1が弱いのは、そーゆう殴りたくないとか考えてたからだと思う。
本当に1on1はしてこなかった。その後のケンカが怖かったから。
今ではラクロス人生の中で一番後悔してる。
変なとこにチェックを当てた時、謝りながらもプレーすることもあった。
割り切れない、上手くなるためにはそういった甘さを捨てるべきだったのにね。。。
意外と優しいんです、僕。r(≧ω≦*)ププ
ごめんなさい、笑い事じゃないよね、、、
なったらなったでロングはとても大変でした。
長くて重い、振って肩脱臼する、扱いづらい、電車で手すりと間違えられる、備品がでかいと改札通るとき手こずる、なんと言っても邪魔…
一番悲しいのは、防具バッグに刺せないこと。
ラクロスって感じがしてかっこいいと思っていたあのスタイルがロングにはできない。
だから、見た目だけでもと思い最初に作ったロングは水色単色。
青好きな自分は見るだけで惚れ惚れして、絶対みんなにかっこいい!って言われると思ってグランドに出た。
めっちゃ笑われた
あの治武さんも あっひゃーひゃーひゃー ってムカつくくらい笑ってた。くそっ。
そんなイラっとする治武さんだけど、前のブログで述べたように、ひょいって拾ってクロスが滑らかに動く彼のグラボを真似してきました。
ひよっこな自分はぎこちなく、頭に当たってたんこぶできたり、エンドが僕の息子さんに当たって悶絶したり、散々な修行生活。
何度も怒られました。
何度も何度もやめろって言われました。
でもやめられるわけがない。
せっかく見つけた面白いものを自ら手放すなんて!
このときからクロスを振るのではなくクロスに振られるプレーが始まりました。
たしかに確実性に欠ける拾い方ではあるけど、自分の中では 普通の拾い方と同じくらいの確率で拾えるようになればいいんでしょ?という考えで、普段周りの意見に流される自分が、珍しく自分を貫き通したのです。
クロスにボールを入れてひたすら振り回したり、いろんな拾い方をして遊んで疲れて帰る。
そう言った毎日を過ごしていました。
グラボが自分の武器になったのは確実にこの時期からで、あすなろではもうある程度完成されていました。
ただもちろんそのシチュエーションで使うべきではないだろってところで使ってたことはとても反省しています。
けど反対しつつもそんな自分のグラボを信じてくれたこと、自由にのびのびと拾わせてくれたこと、ちゃんと褒めてくれるところ、同期のみんなには言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとう。
もう他大のグラボには驚かなくなったでしょ?笑
当たり前にあんなの見せてごめんね
治武さんへ
治武さんの想いと一緒に戦えましたか?
「青は藍より出でて藍より青し」
好きな青が入ってて、弟子が師匠を超える という好きなことわざ。
ロングを持ったときから藍を治武さん、青を自分に置き換えて頑張ってきました。
弟子は師匠を超えれましたか?
ラクロスの楽しさを教えてくれてありがとうございます。
ライブばっか行かないでくださいね。
あの拾い方は封印…ですね!(ホットアイ風)
そんなこんなで最高学年に、そんなこんなで4年にして初めてのリーグ戦が始まってしまった。
日本一を掲げてやってきた1年間をすべてぶつける時が来た。
試合開始1分、#1ゆたろのセーブから飛び出し、ボールを受けてそのまま得点。
顎ぶっ壊れるくらい叫んだ。
令和ラクロスの一番最初の得点者は僕なんです。てへ( •̀ .̫ •́ )✧
↑思い出のインクリ
試合は勝利したものの、2Qの途中でウィングに立ち相手LMFとの接触で左下顎を骨折。
ほんとに顎がぶっ壊れた。
医者には
その後の試合は出ないでこのまま引退が望ましい
これ以上悪化すると手術になる
との通告。
何という残酷なディスティニーなのでしょう。
いきなりそんなこと言われて諦めがつくわけなく、医者に試合に出るための最短ルートを聞くと
「これは箕輪さんの治癒力の問題になりますが、次回の診察でー…」
すぐに慶應戦の前に診察予約を入れ、ひたすら安静にして再診へ
すると完治ではないものの驚くほどの回復力に医者も驚いていた。
その後は順調に競技復帰しました。
↑驚かれたレントゲン(奥歯の下あたりのヒビ)
アゴアゴ言われたけど、本当に痛かったんだからね!
特に#13にしわき、アゴ見て この辺か。とか言ってグーパンしようとしたの忘れないから。まじで(ꏿ⌓ꏿ╬)
試合終了の笛と同時に、日本一への道が絶たれた明治戦。
その後の全体集合では、ともに日本一を目指し1年間一緒に戦った安藤さんを泣かせてしまった。
もっと拾ってれば、もっと落としてれば、もっと走ってれば、もっと頑張ってれば、、、
あの涙を見ないで済んだのに。
本当にごめんなさい。
日本一にはなれないけど、残す早稲田戦は勝って終わる
慶應には負けてしまったが、元より早慶には勝つつもりでやってきたので。
結果はどうあれ、 明らかにリーグ戦の中で一番楽しい試合でした!
#26しいな率いる応援団もすごかったし。
ウィングに立つと、必ずショートに張られた。
GBを拾わせないためにベタ張りで邪魔をされる。
正直嬉しかった(*≧艸≦)
自分の実力が認められた気がして
だからどこまでついてくるのか少し遊んでみた
結果…どこまでもしっかりついてくる。
これは……めちゃ警戒されてるっ!!!
ありがとうございます。
そこまで脅威だと思ってもらえて。
でもやっぱり全然拾わせてもらえない。
どちらかがボールを取るまでずーっと横にいる。
もー。と言いながらグラボに寄る場面も。
そんな中、ウィングに立ち、4Qにして相手がパスミスをした。
見逃すはずがなかった。
これを取らないと自分がこのチームにいる意味がなくなってしまうと思った。
このとき驚くほど冷静で、周りの音は聞こえず、アフロディがヘブンズタイム使ったんじゃないかってくらいスローモーションだった。
パスミス後、背後にいるロングと右から来るロングが見えた。
「イナズマの呼吸 壱の型 電光石火」
ボールを左に置いて背後のロングのチェックを身体を入れて牽制、得意な拾い方で2枚のロングのチェックが届かない場所へクロスを逃し、広いスペースへ走り込んだ。
究極にイった。
その先には3on2の状況。
キタコレ
打てば入る。そう確信した。
「イナズマの呼吸 弐の型 ハイバンミドル」
打った。入った。転んだ。起きた。おはよ。
すごい喜びたかったけど、時間なくて速やかにボックスへ帰宅。
チームのためにプレーできてたかな?
得点後、みんなが喜んでくれてるところを見て、ラクロスやっててよかったなって思いました。
4年間の集大成、箕輪光輝らしさの全てががこのワンプレーに表れた気がする。
4年間、ラントレできついとき頑張ったからここで決めれた、と自分で思っとく。
4年間、誰になんと言われようが続けてきた普通じゃないグラボ、継続は力なり という言葉を身に染みて感じた。
4年間、ショットもロングなのに必要以上に打ってた。
その努力が実を結んであの集客試合という大きな舞台で発揮できた。
本当に、人の記憶に残るプレーができてよかった。
数人泣かせてしまったらしいけど、笑
いつの試合もウィングに立つと
「みっちゃん1本!!!」
「みつき頼むぞ!!!」
「見せたれグラボ!!!」
という声。
この声のおかげで自分のグラボは期待されてるんだなって、自信を持ってウィングに立つことができました。
ありがとう
フェイスオフ、3on3ではあるけど味方の3人の中でも俺が拾ってやるって勝手に競ってたり。
LMFは天職だなぁ。
オフェンスだと叩かれすぎて泣いてたかも。
ボトムだと攻めれなさすぎて泣いてたかも。
ゴーリーだとボール痛すぎて泣いてたかも。
むしろこのポジション以外をやってる自分は本当に想像がつかない。
叩く側だから痛くない
ウィングはボールを拾い放題
ボール持ったら走って攻めていい
シュートだって打っていい
(応援席近いから写真めちゃ取ってもらえる…)
(頑張れって近くで言ってもらえる…)
(なんか特別感あってかっこいい…)
自分のためにあるようなポジションだなって、#87すずけんとも話したよね。
たかやさんに
「この代のポテンシャルは日本一を取った代よりも高いから、余計悔しい」
本当にその通り。
こんな形で引退なんて。
この代は強い
期待の代
と言われてきて天狗になってたわけじゃない。
日本一だってなれると信じて疑わなかった。
日本代表はいないものの、一人一人が上手すぎて、それぞれが他を圧倒できる力を持っていて、それぞれが違う武器を持っていて、見てて楽しい、そんな多彩で迫力のあるラクロスを魅せれるはずだった。
#1ゆたろのお肉セーブ
#2ひろしの盲目カム
#3よしきのえろシュ
#4てるのスナイパーミドル
#5りゅーとのマザコンパスカット
#6こすけのピーチスロー
#7たつろうの汁
#10だいきのデブキャノン
#11たけしのDF脳
#13じゅんやのJJ1on1
#16ちぇちぇのゲイスオフ
#18つよしのコンプランシュ
#19まつけんのエロいポジショニング
#22ゆーさくのわがままカットイン
#25ふっちのゴリダッヂ→バッタジャンシュ
#26しいなのすずかロール
#55なおきの心の扉にブルダッチ
#57ぞえのBTグラボ
#82まるのゴキブリロール
#87すずけんのまなみ
TR
あやの笑顔
みすずの八重歯
れいなの一口ちょうだい
笠間のー…んーと…ホクロ?
MG
はなえの安心感
みなみのたれてぃてぃ
ボブの大坂なおみのモノマネ
あやかの快速審判
みんな必殺技持ってて凄いんです。
本当に凄いんです!!!
でも一人一人がすごくても勝てない、そう痛感したこのリーグ。
ラクロス大好きな気持ちはどこにも負けてない!
みんなといる時間が本当に大好きでした。
みんなが楽しそうに話してるのを見てるのが大好きで、笑顔が絶えませんでした。
だからこれからも笑顔でいてください。
個性溢れる、笑顔が溢れる同期が大好きです。
卒業旅行、楽しんでください!
日本から無事をお祈りしています。
日本に置いてきたいじりのストーリー待ってます。笑
こーゆうこと言うと照れて誰1人やらないんだろうな、そんなみんなも好きだけど( ‾ʖ̫‾)
バケモノ、身体能力異常、青いイナズマってなんだよ、バグってると言われ続けてきたこのラクロス人生、というより3歳からスポーツに関わってきたスポーツ中心の人生は終わりを迎えます。
今まで自分に携わってくれたみなさん、応援ありがとうございました。
これからは違う形で恩返しをしていこうと思います。
下級生に言いたいことは追いコンで!!!
ふざけたブログになりましたが、読んでいただきありがとうございました。
それでは、また会う日まで(๑╹ω╹๑ )
超甘党党首
ラントレ向上委員会会長
画像・動画編集係長
#9 箕輪 光輝
〜完〜