引退ブログ
4年 徳増昴です。
まずはじめに、平素より日体大男子ラクロス部を支援してくださっているOB・OG・父母の皆様、私の4年間に関わってくださった他大学の選手、コーチの皆様に感謝申し上げます。
書きたいことが多すぎてまとまらず、前の2人のブログを参考にしようと思っていましたが、あまり参考になりませんでした。
大河のは全く参考にならないし笑
陸大は悲劇がデカすぎるし笑
文章力の無い僕には、
4年間をこのブログに詰め込むことはできなかったので、素直に今思う事を書き綴りました。
拙い文章になりますが、どうか最後までお付き合い下さい。
まだ2人のブログを読んでない方は、是非読んでみて下さい。
10月9日に武蔵に負け、
引退して2ヶ月経った今、
自分にとって「ラクロス」がいかに大切だったかに気付きました。
今でも負けた日の事は鮮明に覚えています。
負けた瞬間に、
新チームになってからのチームでの取り組み、
4年間のラクロスに対する自分の取り組み、
全て否定された気持ちになりました。
本当は
「4年間やりきった、悔いはない」
と言いたいけれど、正直、後悔ばかり。
未練タラタラ。
でも、もうチャンスは無い。
みんなと日本一になれると思ってたからこそ、
本当に悔しい。
悠大を日本一のチームの主将にしたかった、
ずっと怪我に苦しんで、
思うようにいかない中で、
いつも僕たちを支えてくれていた哲也を日本一になって胴上げしたかった、
考えれば考えるほど悔しい。
ここから少し振り返ります。
大好きだったサッカーを途中で辞め、
受験にも失敗し負のオーラ全開で入学した日体大。
そんな時に、ラクロスに出会いました、
大学で何かに熱中したいと考えていた僕にとって、大学からでも日本代表を目指せるラクロスはとても魅力的でした。
入部したキッカケは
「日本代表になりたい」でした。
それから練習する時には、
日本代表になるにはどうしたらいいかな、
何すればいいかな、
そんなことばかり考えていました。
まず、
日本代表の水田さん梅さんの身体のデカさをみて、増量する事を決めます。
（ここから鬼の増量生活がはじまりました。
夜ご飯はお腹いっぱいになったら、
1回寝てまた起きて食べて、毎晩3合たべた、
学校でお金もプライドもない僕は、
学食で同期の残飯を貰い過ぎて、
「残飯処理騎士団団長」の称号を貰いました。
（いつも残飯くれてありがとう
勿論、ウェイトもしました。
一年生の時マジでヘニョヘニョでベンチプレス40キロでセット組んでたけど、今では85キロでセット組めるようになりました。
1年生の悠大とペアウェイトしてた頃が懐かしい。
悠大の音痴な鼻歌でモチベーション下がってたのも、バーベルiPhoneの上に落としてバキバキになって萎えてたのも可愛い想い出、
ヘルニア治ったらまたやろーね。
この生活を続けて、
3年生になるタイミングには、入部の70キロから82キロまで増量していました。
技術面では、美輝さんにお世話になりました。
2コ下の僕をいつも気にかけてくれて、
壁当ての仕方からラクロスの知識まで、何から何までラクロスのことを一から教えてくれました。
いつも美輝さんに言われていた、
「考えてプレーする」
今では少しはできるようになったかなと思います。
こんな僕に教えてくださり、ありがとうございました。
（翔くん！実はクリースに打つハイバンは美輝さんに教えてもらったんだよ！
1年生から日本代表を目指してラクロスできる環境があって、
ユースに選んでもらってアメリカに行けて、
ありがたいことにDSにも選んでもらえて、
1人のラクロス選手として4年間を振り返ると、
大きな挫折もなく腐ることもなく、
1年生の頃に思い描いていた理想に近いラクロス人生を送る事ができたかなと思います。
でも、
唯一の心残りはやっぱり、みんなで日本一になれなかった事。
チームとして出来ることは全部やった上で、武蔵に負けた。
強かった。
出来ることをやるだけじゃダメだった。
プラスアルファ、なにかもう1つ2つ必要だった。
キーマンだった金子に2点取られた、2回もショット外した。
自分のことを過信してるわけでは決してないけれど、試合が終わって直ぐに負けたのは自分のせいだと思った。
試合が終わって、隣を見ると、
いつも笑わせてくれる同期が膝をついて泣いていた。
同期が泣いてる姿なんて見たことがない。
本当に悔しかった。
ああ、勝ちたかった。
こんな所で負けるチームじゃなかった。
周りを見て、
期待してくれていたコーチ、
後輩の姿を見て申し訳ない気持ちで一杯になった。
もっとみんなとラクロスしたかった。
この日のたった1試合の勝敗で、僕たちの学生ラクロス人生終わりました。
でも、
後輩達もめちゃくちゃ悔しそうに泣いてくれた、
負けたけど、
それだけは少しだけ嬉しかった、
悠大が主将で本当に良かった、
いいチームだった、
唯一、やってきてよかったなって思いました。
この悔しさは、後輩達に託しました。
何年掛けてもいいから、
絶対日本一になって欲しい。
毎年本気で目指すうちに、
悔しさを後輩達にも引き継ぐことで、
きっと少しずつ近づいていけると思う。
後輩には、必ず引退する日が来る。
という事を一度考えてみてほしい。
今のまま練習していけば日本一になれそう？
今リーグ戦に出たら自分に何が出来る？
来年のリーグ戦ではどんな選手になってる？
以前、
誰かが言っていた言葉をそのまま借りますが、
結局、ラクロスに捧げた4年間の価値は、日本一になるかなれないかで大きく変わります。
勝てばラクロスに捧げた4年間に価値はあるし、負ければ4年間に後悔が残る。
自分たちが、これまでやってきたことが正しかった事を証明する為に、とにかく結果に拘って、必ず日本一になってほしい。
このブログを読んで、少しでも後輩にいい影響を与えられたら、行動するキッカケになれたら嬉しいです。
弾くん、翔くん、鳥へ
頼りないSSDFだったけど、一緒にやってくれてありがとう。
来年の日体大SSDFは3人次第です、後輩に沢山アウトプットしてね！
みきへ
17番受け継いでくれてありがとう。
早く怪我治してOFとDFどっちも頑張るんだよ！
同期へ
すぐ目パッキパキになる裕喜
実は1番後輩のこと考えてる耕陽
全て黒幕いじめっ子の江畑
メンヘラ悠大
お皿なくなった陸生
顔でかい梅原
いつも一歩前にいるしゅーご
ずっとライバルっぽかったケンタ
1番苦しいはずなのにずっと支えてくれた哲也
頼りになるおにーちゃん
なんでも出来る康聖
いつでも居候させてくれるしゅーと
毒ガス大河
泣き虫ももこ
みんな4年間ありがとう！みんなに出会えてよかった！
最後に両親へ、
このブログを読んでいるか分からないけどこの様な機会がないとなかなか言えないので、
父親へ
僕が中学生の時に単身赴任が決まり、
それから1年に数回しか会えなくなりましたね。
大学受験、就職活動と
辛かったときによく電話で相談に乗ってくれましたね、いつも支えてくれてありがとう。
母親へ
引退した日に、
一番涙が出たのは母を見た時でした。
本当は、日本一になって恩返ししたかった。
父が中々帰って来れない中、
1人で沢山の時間を掛けて育ててくれてありがとう。
いつも1番近くで応援してくれてありがとう。
最高の両親です。
これまで、
沢山のものを両親には与えて貰いました。
これから少しずつ、
両親に恩をお返していけるように頑張ります。
次の目標は、2028年、
オリンピックに両親を招待することが、
僕の人生最大の目標です。
なんとか引退ブログっぽくなったかな、
とにかく、
同期、先輩、後輩、ラクロスに出会えて幸せでした。
ラクロスを通して僕に関わってくれた全ての人へ、
本当に感謝しています。
ありがとうございました。
水田さん、梅さんに追いつけるよう社会人でもラクロス頑張ります。
拙い文章でしたが、
最後まで読んでくださり、
ありがとうござました。
日本体育大学 男子ラクロス部 #17 徳増昴
次は、康聖です。お楽しみに。
