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2021

引退ブログ #19


クリぼっち会代表田崎くんより回ってきました。彼自身が悪魔なのではないのかと今では思っています。取り憑かないでね。



日本体育大学男子ラクロス部、主将を務めました中野悠大です。



日頃より弊部の活動を応援してくださっているOBG、コーチの方々、GM、部長、保護者の皆様、この場をお借りして心より御礼申し上げます。


そして、私の大学4年間を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。


気持ちを込めて想いを綴るので最後まで読んでいただけると幸いです。

ひどく長いので、2日に分けて読むことを推奨します。




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「勝利の先にあったもの」





まずは、みんな僕を主将にしてくれてありがとう。




同期のみんなは何も言わなくても、1人1人自分の仕事をやってくれて本当に救われた。





後輩のみんなは、こんな主将についてきてくれてありがとう。





そして4年生を信じて、「日本一」に突っ走ってきたのに、こんな結果になってしまって本当に申し訳ない。






どうしてもみんなと日本一を達成したかった。







そんな想いが今でも消えません。





そして引退した今も、主将とは何だったのか、主将として何ができていたのか、どうすればよかったのか葛藤しています。

まだその正解は見つかってないし、多分一生考えさせられるんだろうなと思っています。





それでもこのチームの主将でよかった。





生まれ変わってもまたこのチームの主将をやりたいな。笑





さて本当に濃かった学生ラクロス4年間でしたが、僕は主将として見た「21’日体」について書きたいと思います。



①チームの強み

②今年残したもの

③「真摯」とはいったい何だったのか

④ラクロスから学んだこと

⑤続きのはなし




①「チームの強み」


まずはこのチームの「強み」について触れたいと思います。



このチームの強みは、なんと言っても「人々を魅了する力」を持っているところです。

僕はこの魅了する力に何度も助けられました。



ラクロスに真剣に向き合っている、でもなんか楽しそう。




「ラクロスはオモシロイ」



こんなに体現している大学はないと思います。


これが日体の強みだと思います。



主将会でも「日体はラクロスを楽しそうにやるよね」とたくさん言われました。



人々を魅了できる。



最高な武器だと思います。



だからこそたくさんの人にも支えてもらえている。

そのことにも気がついて欲しいです。



きっと生粋のスポーツマンだからこそ、



「ラクロスはオモロイ」と心の底から想っているからこそ、



そんなふうになるんじゃないかと思っています。



僕はそんな「日本体育大学ラクロス部」に最高に魅了させられました。



そんな素質を持ってるみんなだからこそ、できることがもっとあるはずです。



怖がらず挑戦してみてください。

応援しています。





②「今年4年生が残したもの」


今年はチームとして掲げた「日本一」からは遠い遠いところで終わってしまいました。


「結果」として目に見えるものを残せませんでしたが、それでも4年生は目には見えない「何か」を残したはずです。



今年はいつもと違うようなことを残せたんじゃないかな。(そうだといいな笑)



自分でもこれと言い切ることができませんが、こんなに自分たちを信じて走り切れたのは、4年生の土台で後輩の君達が活躍してくれたおかげです。



仲間を信じること、


全力でボールを追いかけること、


苦しくても楽しむこと、


必ず日本一になること

……



一見普通に見えるけど、相当な熱量をかけて4年生がやってくれたと思います。

そんな環境を一緒に作りあげてくれて、ありがとう。


その中で後輩のみんなが活躍してくれたことが嬉しいです。


走り勝てない、細かい数値にこだわれない、目標を口にしない、諦めちゃう、意外とそんな大学だったりしたけど、変われたんじゃないかな。




今年4年生が残したものは、目には見えないけれど、来年の”日本一”の足掛かりになるものを確実に残したはずです。




僕たちの存在意義として、良い伝統として、どこかで役に立ってくれることを願っています。




来年日本一の景色を見せてください。




③「真摯」とはいったい何だったのか


真摯 訳)まじめで、ひたむきなさま。


今年のチームスローガンは「真摯」と掲げ、活動してきました。



シーズンを振り返るとぴったりなスローガンだったと言い切れます。



はじめに簡単な訳を載せてみましたが、僕なりに感じた「真摯」について少し書こうと思います。



真摯 訳)どんな時も、楽しく夢中で物事に向き合うさま。




僕はこう「真摯」を解釈してました。




今年は幹部をはじめ、チームとしても何度も苦しみました。



練習ができない、


人数制限、


オンラインでの活動、


コロナで立てた予定がすぐに崩れる、


成長を続けてたはずの練習試合で大敗する、


同じチームなのに様子がわからない、


どうしたらチームが纏まるのか、


そもそも大会は行われるのか、




正直わからないことだらけでした。




どうすればいいのか分からなくなって、泣きついたこともありました。

(たいへんご迷惑をおかけしました。)



後輩は気を遣って、いじったりしてくれたね。(DFの後輩は特に)

ありがとう、あれでなんとか耐えれてた。



チームとして、個人として沢山苦しむ場面がありました。

みんなもそうだと思います。



それでも逃げずに、立ち向かえたと思います。





だって日本一になりたいから。





みんなの想い、自分の想いがある。

それが伝わる。



だからこそみんなで立ち向かってこれたと思います。



どんなに辛い、逃げ出したいことがあっても向き合いました。




みんなが向き合ってるから。




そして、楽しそうに向き合ってるから。




苦しいことでも、楽しく向き合ってたと思います。



一人一人の真摯さを誰かが感じて、それに勇気を貰う。



そんな連鎖が生まれていたと思います。



真面目に向き合うよりも、少しでも楽しく向き合ってみる。



「真摯」




一人一人の解釈があるはずだけれど、僕はこんな風に感じてました。



そしてちょうど一年前のミーティングを重ねてた自分たちへ

チームスローガン、達成できたよ!




④「ラクロスから学んだこと」



情熱は連鎖する。



沢山ありますが、一個あげるならこれです。

2年前。先輩たち、コーチの情熱は僕に、そして僕たち4年生に受け継がれました。


情熱は人から人へ繋がるんだと学んだからこそ、色んなことを挑戦できた気がします。


たくさんの熱量に触れてこれた4年間は、かけがえのないものになりました。


これからも誰かの情熱に少しでも左右できる人間であり続けたいです。



⑤「続きのはなし」


ここまで少し考えて書いていたので、最後は個人的な話を綴りたいと思います。



正直、僕は未練たらたらです。



学生ラクロスにやり残したことが沢山あります。



まだまだ上手くなりたかったです。




そしてなにより、みんなでもっとラクロスがしたかった。


正直なところ、引退していることに向き合えていないのかもしれません。


選手として大事な時期に怪我をして、チームを負けさせてしまった。


期待もしてもらってたのに、こんな形になるなんて思ってもみなかった。


それでも振り返れば、ラクロスを通して沢山の出会いがありました。



こんなに支えられた4年間はありません、感謝しています。



・ラクロスを出会わせてくれた恩師

開先生、水田さん本当にありがとうございます。高校卒業してもなおお世話になり、そして沢山ご迷惑をおかけしました。

しかしこの2人に出会わなければ今の僕はありません。Lacrosse is fun !




・人生の目標

安藤さん、莞司さん、ハルさんは憧れでもあり、大切なものを教えてくれる僕の大切な人です。

4年間たくさんのことを教わりました。

この人たちに会えて人生変わった気がします。


あと日本一って難しい!

こんなに難しかったのかよ!!!


これからもよろしくお願いします。




・今年度コーチの皆様

ラクロスだけでなく、本当にたくさんのことを与えてくださいました。

皆さんとやるラクロスは本当に楽しかったです。

だからこそ勝ちたかった。これからも日体大をよろしくお願いいたします。

そして今度はプレーヤーとして勝負しましょう!



・先輩方

特にDFの先輩には沢山お世話になりました。

生意気でしたね!

伸び伸びやれるように、最高な環境を作ってくれて感謝しております。

日本一なれなくて、すみません!



・応援してくださった保護者の皆様

主将になり、こんなに保護者の皆様に支えられたと感じたことはありません。

保護者会や、保護者LINE、試合後などたくさん応援してくださって本当に感謝しております。

こんなに応援してもらえるチームを作れて幸せです。

(大河のお母さんは2年生の頃から、試合前に激励LINEを僕にくれました。あんなに気合いを入れてくれるLINEはありません、ありがとうございました。)


今年のチームはどうだったでしょうか?

日体ラクロスの虜になってくれていたら、嬉しいです。


これからも変わらずご声援の程よろしくお願い致します。


・後輩プレーヤーへ

みんなが成長する姿を見て、本当に嬉しかった。

主将だったけれど、壁を感じたくないからとにかくみんなと話した気がします。

何を感じてたかわからないけれど、こんな主将に付いてきてくれて本当にありがとう。

これからの1人1人の活躍が楽しみです。


・スタッフへ

今年はみんなの想いがプレーヤーまで伝わったんじゃないでしょうか。

そしてみんなの熱い想いに触れられたことも嬉しかったです。

勝因を作っているのはスタッフもです。

今年はそれなりに求めたけど、ついてきてくれてありがとう。

あなたたちが最高な環境を作ってくれています。プレーヤーはもっと感謝しようね。

(ももこは1人でよく頑張りました。)


・DF陣へ

長いミーテも、集中力切れてだらだらするのも、後輩と楽しく話すのも最高の思い出です。

最後一年はこーよーに助けられてばっかりだったよ。笑

最高のDFリーダーでした!(副リーダーもね、嫉妬しそうだからスバルもエバもゆうきもだよ。)

来年DF陣には特に期待してるよ!

最高のDFを作り上げろ。がんばれ。


・同期へ

ありがとう。それに尽きる。

みんなに出会えてよかった。


一人一人言いたいけど、もうこのブログ長すぎなので、追いコンで。


・両親へ

沢山支えてくれて本当に感謝しています。

ありがとう。

特に母親には4年間迷惑ばかりかけましたね。不自由なくラクロスに打ち込めたのも両親のおかげです。

これから少しずつ返していきたいと思います。




まだまだ感謝したい人は沢山います。



コロナ禍でなんとか大会を運営してくれた学連の皆様、亀山部長(亀山先生のようになりたいです。)、佐保田GM(陰で軌道修正してくださりました。ありがとうございます。)、森松さん(森松さんを見て色々挑戦できました。)、他大学のライバルたち(みんな好きだよ。)、そしてラクロスを通して出会えた人たち、みんなにありがとうと言いたいです。






あれ?

ブログ2回書いた?っていう文章量になってしまいました、、、



削ろうかとも思ったけど、最後だしいっか〜

長いけど、読み取ってください。感じてください。



今年一年、本当にたくさんのことを経験しました。



後悔も、悔しさもあります。



目を向けたくないと思うこともありますが、付き合っていくしかないし、向き合わないといけないのだと思います。



日本一になることで報われるはずだったことも、またどこかに繋がっていると信じて前に進んでいきます。



そして、勝利を求めた先には、かけがえのないもので一杯でした。



勝利を追い求めたからこそだと思います。



僕は本当に恵まれていました。



前を向いて突き進んでいきます。まだまだここから。





みんなありがとう。

楽しかった!!!!!



日本体育大学 男子ラクロス部 #19 中野悠大


真摯




















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