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2022

引退ブログ2022 稲葉光#3

引退ブログ


2022年11月19日が終わったあの日から



心のどこかで毎日に退屈している



なんかもっとこう、今までは夢を追っているような気がして、キラキラしていたはずだった



部活してる間は確かにキツかったけど、毎日が刺激的だったような。そんなやるせない気分の中、今は時間が過ぎている



引退ブログの内容について色々考えたが

俺を知っている・知らない人でも読んでもらいたい

内容にする事に決めた。



全ての部活生に向けて書くことにしよう。



端的に言えば、ラクロスしてた4年間は最高だった。

だからもうこれ以上の言葉で表せない。



それでもやっぱり、最後のリーグ戦は負け続けて、日本一とは程遠い結果になった事の惨めさは一生残り続けると思う。



結局は負け組。

綺麗事並べて肯定する事は簡単だけど

そこを忘れてはいけない



まぁ後悔したって、もう戻れない過去だ。





今から読んでもらう下記の文章は、

俺の4年間の思い出というよりは4年間で

学んだ事・感じた事になる



日体に向けて書いたわけじゃないから

どんな人でもぜひ時間ある時にゆっくり読んでもらいたい



では…








俺は学生時代に部活を懸命に頑張った人たちが

社会に出たら手元には何も無く、

よく分からない資格を持った人達の方が必要とされる事や、



せっかく部活に何年間も時間を費やしてきたのに、そこでの学びを生かせず、部活・スポーツ以外の環境下では何も発揮できなくなる事がすごく嫌いだ。



嫌い、というより悔しいに近いのかもしれない。



スポーツしてる姿はあんなに輝いているのに、社会に一歩出たら会社や生活の不満ばかりで、楽しそうじゃないのは、なんかこう、気持ちが悲しくなる。



大学という人生最後の学生生活が終了して社会人になれば

一旦みんなフラットなスタートラインに立って、

「よーいどん」になるから仕方ないのか?



いや、そんなはずはない。



中学から考えれば最長約10年間、

最短でも大学からの大切な4年間を何か一つの物事に時間をかけるなんて、誰しも出来る経験ではないし、そこでの苦労や学びは他では得られない。



ラクロスの魅力に魅了されて、入部を希望することは、

ほとんどみんな同じだと思うが、その舞台にはリーグという仕分けがあって、見えてくる景色や掲げられる最大の目標が大学毎に違ってしまうのは、悲しいけど事実だ。



だけど、だからといって環境を理由に

自分の努力量や覚悟の度合いを変えてしまうのは

君の人生にとって、もったいない事になってしまう。



自分達で掲げた目標に対して達成しようとするための試行錯誤や、その間に起きるトラブルを解決しようとする時間、チームをよりよくするための課題解決に工夫を重ねる事は「リーグや地域に関係なく」できる努力であり、そこから得られる学びは人生の中で大きい



各リーグの男女ラクの主将はこれを↑もっとチームに提唱して欲しい。言い訳無しにどんな環境でもやれる事はきっとあるはずだから。



けどまぁ、間違いなく言える事は

4年間死ぬ気でやらないと意味がない。ということ



大学生だから、バイトや家庭の事情などの外せない環境で部活をやる選手・スタッフもいるから、「死ぬ気」って言葉の中にも様々な制限がある事は仕方ない。



だけど、自分が4年生の目標達成できるか否かのリーグ戦を目の前して、これ以上ない努力をやりきってきたから、あとはチームと自分を信じるだけって思えるかどうか。が1つの鍵になってくると思う。



委員会を通して分かった事だが、リーダーがよく悩むことの1つに、(部員の中には就活のために部活に所属している人)がいるから、モチベーションに差が生まれてしまう。という悩みが多々あった。



部活ってのは所属する事に意味があるんじゃなく、

「死ぬ気で結果に対して努力する中で生まれる価値」を学べた人のみが本当の価値を理解できるって事を、ぜひリーダーが体現して証明しながら熱く語り続けてやってくれ。



死ぬ気でやらないと意味がないのは、

部活だけの話じゃなくて、何事においてもそうだろう



もっと言えば、モチベーションに立場・役職なんてものは関係ない。もしかすると、目標に対する覚悟が本当にあるのならモチベーションなんて無いのかもしれない。

きっと体は勝手に動くものだ。



日体のスタッフにはうるさく言ってきたが、

戦うのは選手だから…なんて思ったらそこで終わりになってしまう。



いや、これはスタッフだけじゃない。

始めたばかりの1年生から、悔しくも怪我してしまった選手まで、チームの勝利の勝因となる行動を一人一人が築いていった先にしか求める結果が出ない事を、部員全員がもう少しだけ受け止めるべきだ。



リーダーでも代表でもない選手だから。とか

そんな後ろめたさを感じる必要はないし、自分が出来る全てをぶつけていく事はチームを大きく変化させる事にきっとなるだろう。



こう考えていくと、学生ラクロスの4年間は

自分次第で未来を大きく変化させられる他にはない期間

なのかもしれないと強く思う。



社会人になると、こんな期間は決して簡単には用意されてないし、これだけ学生主体で組織を運営するスポーツなんて、ラクロスの他にはあまりないだろうから、きっとそうだろう。



だから部活生は頑張れ。

4年間をどれだけ内容濃くできるかは自分次第だ。

家に鍵ばかり掛けてないで、外に出てやるべき事を全力で楽しみながらやっておいた方がいい。



加えて大切なのは常に「チーム視点」である事、

チームの理想をとことん追求して、やりたいようにやったらいい。批判や馬鹿にしてくる奴らには、心の中で中指でも立てておいて、自分の考えと行動で、チームを幸せにして圧倒してやればいいさ。




ところで。




これまでは小難しい事を語ってきたが、

部活で得られる事は、こんな堅苦しいものだけじゃない事を俺は1つ、身を持って知っていることがある。



その「1つ」とは、ありきたりになってしまうが、

「人との繋がり」の大切さだ。



新型コロナとかいうよく分からないウイルスのせいで

一時期俺たちは外に出る事でさえ悪者にされ、

みんなと会うにはzoomを使って、画面越しに向き合うしかなかった。



せっかくこれから大学人生謳歌できるって時に

進むべき羅針盤をぶっ壊されて失った気がしてた。



今振り返ってみると、そんな時もあったね。

って淡い思い出みたいだけれど、失われた時間はもう取り戻せない。けれど、あの世界的なパンデミックがあったからこそ、会いたい人に会いに行ける喜びとか、そもそも部活が出来る事の幸せを感じることができた気がする。



人が生きてる中でどんな時に幸せを感じるか。なんて話は、個人で違うだろうから定義付けられないけれど、部活生は友達と遊んでる時間が好きだったり、辛い練習でも仲間と過ごす時間は楽しいって感じたりする人が多いだろう。



特にラクロスはtheチームスポーツだからこそ

そこに価値を見出す人は多いと思う。



その感覚を一生忘れないでほしい。と強く思う。



実際、結果を出せずに部活を引退してみると、

4年間なんて何も無かったように思わされる、部活を最後までやり切ったからって、「形で見える何か」が残るわけじゃないから、少し意味があったのか無かったのかを迷わされるのかもしれない。



でもどうだろうか。



俺はラクロスでみんなに出会えた事が全てだった

って今になってとても感じている。



これも結果を得られなかった奴の負け惜しみか?

って考えた事もあったけど、いやぁそんな事はないだろう。



FOerになって色んな大学に武者に行ったり

委員会で色んな人に出会ったり

もちろん日体で出会ったコーチや先輩後輩同期

全員ほんとにあったかい人達だった。



本当にきつかった入れ替え期間・前日・当日・試合後



びっくりするくらいメッセージがきて

けっこう泣いた事は忘れないだろう



そのときに自分の人生で「人」は大切で、

人のために行動したり大切にすることの価値を実感した。



胡散臭い言い方にはなるが、

ラクロスで組織運営する上で、結局は部員全員を幸せにさせる考えであったり、それに見合った行動を取ることが信頼に繋がったり、何か見えない力を生み出す気がする。特に主将や幹部にはそんな事でさえ、求められるだろう。



俺はこれに気づくのが少し遅かった。

その分社会人ではこれを生かして周りのために考えて、

自分も成長し続けていきたい。



本当にラクロスは人として成長させてくれた。

これからどんな人生が待っているのか楽しみで仕方ない



生きてきた、たったの22年間はあっという間だったけど、少し疲れた気もする。それでもまだまだ楽しい事もたくさん待っているだろう。とにかく自分が何事にもど真ん中に立って周りを笑顔にできる存在になりたい。自分に関わってくれる大切な人を、真っ直ぐに大切にしていきたいと思う。



そんな覚悟を決めさせてくれたのも

みんなのおかげだと思ってる。



本当にありがとう。




長々語ってしまったけど、




俺の4年間はべつに晴々しいものなんかじゃなかった。



今でも本来なら

そんなことを言ってはいけない立場だって分かってる。



俺はfoerで副将だったから、ほんとは

俺が後悔なんて語っちゃいけない立場のはずなのに



何にもできてないことの無力さに

自分が嫌になる



ごめん。



偉そうことをいっても、ぶっちゃけ何もできてない。



今思い返せば本当はもっとできる事があった。



そこから逃げ、後回しにして、やり過ごしてきたのは



いつも自分だった。



だからこそ悔しいなんかは言えない。



全部自分で招いた結果だから。



俺は本気で言葉には責任があると思ってる。



夢を語る言葉も、仲間に伝えるアドバイスも、

友達と話すくだらない話や、恋人にする告白までも

無責任になってはいけない。



言い続ける事や、内容や、伝え方で

言霊は現実になるし、良い方向に向かっていくはず。



だからこそ



「みんなならできる」と言いづけて良かった。



あの入れ替えでの勝利は特別なものだったからこそ



思い出としては悪くなかったのかもしれない



あとはこれからの日体が夢を叶えてくれるはず。



応援してる。






まだまだ書きたかった事はあるけど

とりあえずはこれで終了にしよう。



これは4年間で感じた事のほんの

一部に過ぎないけどざっとこんなところかな。



4年間foerとしてやってこれて良かった。

色んな苦労はあったけど、そんな話は置いておく。






ここからは

書くか迷ったけどやっぱり伝えておきたいから

感謝タイムで!


○まずは佐保田さん


俺らはやっぱり佐保田チルドレン

いつも日体ラクロスの事を考えてくれて感謝。何事にもチャレンジ精神を持つことの大切さを身を持って教えてくれました。当たり前にこれからもよろしくです。


○亀山先生


日体ラクロスは亀山先生が監督じゃ無かったら終了する気がします。一生続けて欲しいです。試合前にLINEくれるの感動してました。今後も頼みます!


○水田さん


人柄1番尊敬してます。ほんとに周りの人を元気づける不思議な力を持ってる大人の漢でした。試合中とかに声かけてくれてたのまーーーじで嬉しかったです。いつまでもかっこよくいてください。そして、水田さんみたいなお父さんになれるように僕も頑張ります!


○奥村さん


けっこうマジで好き。4年になって色々話せて良かった。

家族の話と、お前なら出来るよって言ったのずっと忘れないです。ラクロスほんとに頑張って下さい。そして日体を頼みます。例の報連相はちゃんとします。笑


○たかやさん


足は早いけど結局クロスワークつけられなくてすみません。

気がついたら1番プライベートの相談もしてた気がします

1番厳しく、他と日体を比べられる人は他にいないので、これからも、たかやさんらしく指導してやって下さい!


○かんじさん


顔も性格もほんとイケメンだよなーってずっと何気に

思ってました。良いプレーしたらナイスっていってくれるのが実は自分の中で支えになってました。これからもまじ頑張って下さい!!


○けんたさん


個人的にけんたさんまじ存在でかかったなぁ

いやーほんとになんかいつも楽しそうで好きだった

普通に熱い男だし、おもろいし、DMしてくるし、こんな男女からモテる男に俺もなりてぇって思ってました。ラクロス応援してます!

そしてこれからもよろしくお願いします


○同期


もう改めて何も言う事ないよね

愛してるよ!


けんしろーはラクロスまじ頑張れ、変に弱虫とメンヘラなのやめろ。絶対代表になれるから大丈夫。諦めんな。めっちゃきつい主将おつかれ。ありがとうね


○他大FOer・MGと社会人FOerの方々


ほんっっっっとに感謝しても仕切れないなぁ!

出会えてよかった。ほんとによかった

名前なんて出したらキリないよ

みんなのおかげで俺は本当に幸せ者でした!!!


3年で専門fo1人になったとき、まじで苦しかったけど、みんなのおかげで成長できました。そして、統馬さんとヅカさんが東海関西クリニック誘ってくれなかったらZAQさんにも会えてなかったし、あんな一生の思い出出来ませんでした。感謝してます。本当にありがとうございました。


みんないつまでも仲良くしてください!

23卒のFO会は俺が開かなきゃね。

これからは茨城出るから悪気なく遊びも誘えよ!

本当にありがとうございました


○地元の友達


大学生活を最高なものにしてくれた人達。

ふざけすぎる遊びも、ちょっと悪さするときも

そんな経験が4年間を最高なものにしてくれました。

ありがとう。まじで。

もうなんか皆んなには感謝しすぎて言うことない。笑


○両親へ


俺を自由に育ててくれてありがとう

人間の鏡みたいに良い人達だよね、ほんとに尊敬してる

あなた達みたいな子育て俺も出来るように頑張るよ

そして2人の息子に生まれてきてよかった!!

色々迷惑かけてごめんね。これからは恩返しします



○最後に駿太さん!


たぶんまじで書いたら引退ブログがそれで終わってしまうくらいこの人にはお世話になりました。色々言われすぎて途中本当にきつかった事もありました。けど駿太さんはそれでもいつまでも向き合い続けてくれました。

僕に生きる上での重要な本質みたいなところをラクロスを通してくれて教えてくれて本当に感謝しています

駿太さん無しじゃ、ここまで人にも恵まれなかったし、

成長できなかったです。4年になってから何度も期待を裏切るような形を、FOや委員会でしてしまった事が僕の中の1番の後悔です。それでも最後まで信じてくれてありがとうございました。

今後も駿太さんは日体とラクロス会には必要なので

自分のやりたい事を選手と協力しながら作り上げていってあげて下さい。そしてこれからもよろしくお願いします!



日体の後輩へ


もし日本一を目指せる舞台が用意されてなかったら

みんなは日体ラクロス部に入部したいと思うのかな。

一部にいる事でさえ当たり前じゃなくなるかもしれないって所まで落ちてしまったこと、副将として本当に申し訳無かった。だけど、自分たちが本気になれば結果として現れるって思うことができる1つのきっかけになったと思う。

死ぬ気でやりなよ、みんななら日本一になれる。

頑張れ、応援してます!



本当に幸せ者の4年間でした


ありがとう学生ラクロス


最高でした



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