まずは学生の保護者・OB/OGの方々・日体大を応援頂いている関係者の皆様
日頃より学生への応援・サポートを頂きありがとうございます。
昨年度に続き、本年度も主にゴーリーについてのアシスタントコーチを務めております、小川健太と申します。
FINAL4を前に皆へ想いを伝える企画ということで、
今回の内容は以下3点にしたいと思います。
①チームスローガン「HERO」について
②FINAL4、ゴーリーズに向けて
③コーチ陣の裏側について
少し長くなりますが、お付き合いいただけますと嬉しいです。
①チームスローガン「HERO」について
23’ NITTAIでは、チームスローガン・行動理念のような言葉として「HERO」を掲げております。
その中で、
「関わる人すべてを幸せにする」
「かっこいいスポーツマンになる」
という具体的なイメージも共通認識になっているはずです。
この「関わる人すべてを幸せにする」ということは非常に好きな考え方で、
私自身も日頃からよく考えている事です。
皆の優れた身体能力を活かしてラクロスが上手くて勝てれば良いという集団ではなく、
必死に勝つための運営・サポートをしているスタッフ陣や、試合に出られず悔しい気持ちを抱えながら応援している選手たちも、
全員で勝てて良かったなと思える、そんなチームになってほしいです。
そして、皆はそんなチームに近づいているとリーグ戦を通して強く感じています。
8/14
開幕戦で昨年の学生日本一である慶應義塾大学に対して4-2の勝利。
試合で身体張って活躍していた選手たちは勿論すごかった。かっこよかった。
スタンドを見上げると、日体大以外の人たちも選手たちを後押しする声援を送ってくれていました。
その当たり前じゃない環境を作ったのは周囲の方々に応援を呼びかけて巻き込んだ皆の準備・想いの強さであり、応援してもらえる集団になっていたと思います。
メンバー選考やスカウティング、応援の練習や当日のプレーにも色んなストーリーがありましたね。
「そのチームらしいストーリーを何個作れるかが、強さに繋がる」と後藤HCがいつだか話していました。
彼はインプット/アウトプットの量が膨大でこの類のかっこいい名言を数多く残しているので、
今回の言葉は覚えてなかったようなのですが、
多くの人の想い・ストーリーが繋がった勝利でした。
あの勝利はコーチを始めて以来、一番震えた瞬間です。
素敵な経験をありがとう。
最高の瞬間を更新しながらまだまだ思い出を増やしていこう。
②FINAL4、ゴーリーズに向けて
このブログが更新される10/7(土)の夜には、
翌週に控えたFINAL4の対戦相手が決まっている頃ですかね。
早稲田なのか東大なのか、どちらになっているか分からないですが残り一週間、
不安が無くなり自信を持って試合に臨めるよう準備していきましょう。
負けたら終わり、という言葉はよく聞くけれども、
負けた瞬間にその終わりを突き付けられた絶望感・悲しみ・悔しさは、
先日BリーグのImpactチームvs早稲田Bで痛いほど分かってしまったと思います。
(明日の3位決定戦、最後まで戦い抜いて絶対に勝ってください。)
23’NITTAIのキックオフミーティングにて、
「目の前の誰かの為に頑張れる人になってほしい。また、自分自身もその誰かにとっての頑張れる理由になってほしい。」と伝えました。
プレーヤー・スタッフ、学年問わずもう十分すぎる理由があると思います。
自分がチームの勝利に向けて貢献できることを探して、そこに力を注ぎましょう。
ちなみに、いつかのリーグ戦の円陣で主将の友洋が同じ事を話していてくれて嬉しかったことを覚えています。
常に皆の前で堂々と発信して行動のできる、かっこいい漢です。皆で一番にしてあげたいね。
そしてゴーリーズに対して。
結論、FINAL4のメンバーは非常に悩んでいます。
今年の日体は、圧倒的行動量で期待大の2年生 寺内、
成長著しくリーダーシップのついてきた3年生 明徹、
そして長らく切磋琢磨している左右の実力派4年生 淳希・海斗と、
関東1部の舞台でゴーリーが4人も出場しており、全員が7割を超えて8割に近いセーブ率を記録しています。
もちろんコンスタントに得点・ポゼッションを取ってくれる頼もしいOF&FO陣/安定して強度の高いDF陣あっての起用ですが、
これほどゴーリーの層が厚い学校は他に無いと思います。
意外と負けず嫌いが見える碧人・素直で清々しい拓海も順調に伸びてきてくれているけど、
まだまだ考えて練習することで上達する余地があるね。
頑張っていこう。
(ちなみに、ずっと自主練してる後藤を捕まえたらすぐ上手くなります。)
それだけ実力のあるメンバーが揃っており、常にチーム内で激しい競争があることを嬉しく思いつつも、選抜しなければならない事に頭を抱えています。
皆必死に頑張ってくれている事は分かっているので、
誰が出ることになったとしても、
それぞれが想いを託して/背負って戦えるよう、
残りの期間、周りも巻き込んで勝ちに向かっていきましょう。
期待しています。
③コーチ陣の裏側について
私はこれまで神戸大・母校の青学・日体大にてゴーリーコーチをさせてもらった経験がありますが、
日体大はその中でもコーチ同士のLINE量がえげつないです。笑
毎日、
皆への期待、課題の共有、伸び悩んでいる選手へのアプローチ、
怪我人の状態、ウエイト数値への取り組み、メンバー選考、アップサイクル、
対戦相手の分析、楽しい月1コーチ会の企画等でトークが絶えないです。
Impactの棚田・能嶋が点を取れてきて嬉しいだとか、川口・吉野が奥村コーチに弟子入りして調子が良いとか、
スタッフ陣が悩んでいるから解消したいとか、翼の1年生コーチ・応援に対する想いがアツいとか。
コーチ全員が同様に学生のことを見ていられるわけではないけど、
すごく皆のことを好きで気にかけている為、
誰かが見て感じた情報を具体的に共有することができていると思います。
昨年のチームの想いも引き継いだ今年のチームの成長を、コーチ陣で引き続き楽しみにしています。
個人としては、所属しているStealersでも頑張って結果を出して、1/14に横浜スタジアムの全日決勝で皆と試合をすることが密かな目標です。
ラスボスになりたいので、
一緒に1月までラクロスしていましょう。
最後に。
日体の学生たちはグラウンドに行った際、皆いつでも大声で元気に挨拶をしてくれています。
あれは来た人たちを一瞬で笑顔にして味方にできる力があり、
中々できることじゃないなと年を重ねてから実感しているので、
是非続けてください。
日体グラウンドだけじゃなく試合会場などでも。
きっと更に応援されるチームになっていくと思います。
以上です。
勝とう!
読んだら早く寝てください。
明日、
Impact / Bリーグ 3位決定戦 vs一橋
10/8 8:00F.O. @日体
また来週には、
TOP / リーグ戦 Final4 vs東大
10/15 11:00F.O. @駒一
が行われます。
皆さまの熱い応援お待ちしております。
引き続き日本体育大学男子ラクロス部の応援の程宜しくお願い致します。