まず初めに、日頃より日本体育大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております、保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。
3年DF #90石井敬士です。
今回は4年生に対する思いとfinal4の試合を振り返るブログにしたいと思います。
拙い文章ですが最後まで読んでいただけますと幸いです。
振り返れば大学に入学してから3年間のほとんどをラクロスに費やして来ました。そんななかで共に練習に励んできたのは常に4年生の先輩方であったなと感じています。
私は中学の頃から先輩と関わりを持つことが苦手で人間関係への不安を抱えたまま日体大に入学しました。
しかし、ラクロス部の今の4年生は、私の先輩に対する壁を簡単に破壊し、不安などなかったかのように仲良くしていただいたのを覚えています。私の人生の中で先輩と仲良くなるという経験はラクロス部の先輩が初めてで、今の4年生は私にとってかけがえのない存在です。
仲良くしてくださり本当にありがとうございます。
ここで話は変わりますが、final4の東大戦を振り返りたいと思います。
今までの試合でどんなに負けているシチュエーションであっても、私の日体OFへの信頼が揺らいだことはなく、それにより私自身は精神的に助けられていました。
しかし、迎えた第4Q、とうとう東大に1点リードされ、私は今期のリーグ戦で初めて
「負けるかもしれない」
と感じてしまったのです。
1点リードであったとしても試合中での東大OFからの大きなプレッシャーは私にそう思わせて来ました。
その瞬間、4年生の引退が頭によぎりました。
この試合が終わっても次の練習で
普通に一緒に練習して、
うまくいったら褒め合ったり、
うまくいかなくてもお互いに励まし合って、
なんでもない会話を沢山して、
いつもの生活をいつも通りのメンバーで続けることができると漠然と思っていました。
しかし、これまでの当たり前が急に無くなってしまうかもしれないという恐怖に取り憑かれ、
体はこわばり、自分の足がどう動いているのかわからなくなるほどでした。
そんな状況でも最後まで戦い続けることができたのは、
「4年生とまだ一緒にラクロスをしたい」
という思いからでした。
そしてサドンでのマシモの得点。
決まった瞬間涙が溢れました。
4年生とまだラクロスができることへの安心感。
普通の日常を過ごせることへの安心感。
自然と涙が溢れ、止まりませんでした。
4年生とラクロスを一緒にできるのは当たり前じゃない。1日1日の練習をしっかりと記憶に刻み込み、大切にしていきたいと思います。
私のこれからの目標は、私の存在が誰かの支えとなり精神的支柱になるほどの実力と信頼関係を築くことです。
これからも私は「4年生と共に」上手くなります。
ヒロトさん、コウイチロウさんヘ
お2人は私にとってBリーグで日本一を取った時からずっと変わらないとても大切な存在です。
1on1や組織など多くのことを吸収させていただきました。本当にありがとうございます。
コウイチロウさんがブログで「1人だけ劣っていると感じている」と綴ってありましたが、
私の方が1人劣っているなと感じていました。
23日体が始まって自分だけ試合で成果を出せず、苦しい思いをしていました。ただ、Bリーグから一緒にやって来た2人だからこそ負けたくないという思いもあり、必死に練習してきたつもりです。
今、どれほどお2人に近づくことができたのかはわかりませんが、いつか肩を並べられるほど上手くなるので、待っていてください。
2年前Bリーグで日本一のボトムとなった私達が
今度は全国大会日本一のボトムになるのってめっちゃかっこよくないですか?
必ず日本一を掴み取りましょう!
次の試合は、
11/5 (日) 関東FINAL vs法政 @駒沢第2球技場
14:00 F.O.
になります。
皆さまの熱いご声援お待ちしております。
引き続き日本体育大学男子ラクロス部の応援の程宜しくお願い致します。