日頃より日本体育大学男子ラクロス部をご支援、ご声援いただきありがとうございます。
'24NITTAIの最前で走り続けてくれた4年生の最後のブログになります。
"誇り"を胸に、沢山の姿を見せてくれました。
ぜひ読んでいただけたらと思います!
本日はAT#88 眞下大成です!
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日頃よりたくさんのご支援、ご声援をありがとうございます。
4年 #88 眞下大成です。
7年間のラクロス人生を振り返り、今後のラクロスでの目標を綴ります。
普段、人に自分のラクロス観や気持ちを伝える機会がないため、思いのままに書かせていただきました。
まとまりのない部分もあるかと思いますが、この機会に少しでも私の考えを知ってもらえると嬉しいです。
私がラクロスと出会ったのは高校時代でした。
進路で悩んでいたとき、中学時代のバスケ部顧問の先生が日体大ラクロス部のOGで、ラクロス部のある高校の先生も同じく日体大ラクロス部のOBでした。さらに従兄弟も大学でラクロスをしていたことから、進路で悩んでいた時期にラクロスを知ることになりました。
日体大つながりで出会い、ラクロスの見学に高3の冬に行ったとき、私はこのスポーツの虜になりました。
当時、男子ラクロス部のある高校は全国に4〜5校しかなく、練習試合では大学生と戦うこともありました。
「高校で日本一」を目指し、大学生と対等に試合をする厳しい環境で自分を追い込める、
そんな期待を抱いていたのを覚えています。
入部後はリーダーシップと責任が求められるポジション、FO(フェイスオフ)を3年間続けました。
高校での思い出としては、
「慶應との試合」
「怪我」
そして「台湾U19との交流」があります。
1年生のとき、慶應の1年生と試合をする機会があり、試合には惨敗しましたが、FOからの得点やランシューによる得点など多くの収穫がありました。3年生の頃には、必ず倒せる相手だと自信を持つようになっていました。
そんな中、2年の夏に慶應との試合チャンスが巡ってきましたが、膝の靭帯を痛め、夏を棒に振ることに。その後、リハビリに励み「最後の夏に慶應と戦う」と意気込んでいましたが、新型コロナウイルスの影響で試合が中止となり、整理がつかないまま引退を迎えました。
私がもっとラクロスで強くなりたいと思ったのは、台湾U19の選手たちとの練習試合がきっかけです。年齢も近い彼らは体格が2回りも大きく、強度の高いプレーをしており、この経験がフィジカル強化とクロスワークの意識向上につながりました。
その後、U19日本代表選考に参加し、ラクロスの勉強を重ねましたが、数少ないメニューでメンバーから外されました。悔しさを噛み締めると同時に、強度の高い環境でプレーしたい、再び日本一を目指したいと強く思い、日体大進学を決意しました。
高校時代にお世話になった恩師の方々への感謝は尽きません。日体大での4年間で日本一への夢と目標が生まれ、私は恩返しするために活躍を続けます。
高校での挫折と沢山の経験から、日体大の4年間で日本一への夢。
そして、目標へと繋がりました。
入部当初は同期である1年生の練習に参加したり、Impactチームでの練習、Topチームでの経験もさせてもらいました。大変だったし苦しかったけど日本一になるためにとにかく食らいつきました。
その中で、Impactチームでの試合がメインとなり1年目で「Bリーグ日本一」をとることが出来ました。その中には沢山の感情がありました。
予選では初戦一橋に負け、後2戦を大差で2勝しなければ行けない状況でした。チームでのミーティングが増え、本気で勝ちたいと思う選手が増えていったと思います。
2戦目の法政、3戦目の中央としっかり勝ちきることが出来、ファイナル4への進出が決まりました。
ファイナル4の相手は慶應。
個人としては高校からの因縁もあり必ず勝ちたい試合でした。前半全く自分のプレーが出来ず、先輩方とこのチームでラクロス出来るのが今日で終わる、そんな不安でハーフタイムずっと泣いていました。
そのときに、先輩方が沢山声をかけていただき「まだ終わってない」「眞下ならやれる」など沢山話しかけてくれ、後半何とか気持ちを整えて試合に挑めました。得点もとれ感情が溢れこの日2度目の大号泣でした。
チームは勢いに乗っていると思っていましたが、決勝早稲田に1点差で敗北。2位でのBリーグ全学出場となりました。
Bリーグ全学ファイナル4は関西学院大学でした。2得点をとりチームも勝利。再び早稲田と日本一をかけ試合が出来ることになりました。
決勝は勝っても負けてもラストの試合です。
りくおさん、ゆめきさん、てつさんとラクロスをやれる最後の日でした。死ぬ気で勝ちたくて1年生~3年生全員が4年生を最高の形で終わらせたいと、BOXメンバーも保護者も、応援もそんな気持ちと気迫を感じて試合をしてました。
優勝が決まった瞬間、グラウンドに皆が集まったときに1年目からこんな経験が出来て本当に幸せ者だなと感じ、同時に先輩方に表せないほどの感謝をしています。
この経験が大学ラクロス2年目以降の人生に凄く影響ありました。
2年目
TOPチームでの活動がメインな1年間でした。
1年目のBリーグ優勝メンバーがほとんどそのままTOPチームで始まり、4年生が少ない中でも自分達なら勝てるそんな風に思っていました。
しかし、結果を見たら5戦全敗、、。総得点22点、失点数47点。得点力の無さと守りの甘さが出たリーグ戦でした。
自分もTOPにいながらも、2戦は怪我で残りの3試合で1点と苦しいシーズンでした。
負けたら2部。
そんな中入れ替え戦までの1ヶ月全員が死ぬ気で変わろうとしました。入れ替え戦までの1ヶ月の目標を掲げ、自分は毎日ウエイト、1ヶ月間飲んだ日も、キツい日も、どんな日も欠かさずやりきりました。入れ替え戦当日は自信もってやってやろうと思っていましたが、BOXにいれてもらいながらも試合出場は無し、4年生と一緒にプレーがしたかったし、昨シーズンBリーグ日本一とった1つ上の先輩方ともプレーがしたかったです。このときも自分の無力さと悔しさでいっぱいでした。
このシーズンは試合には勝てなかったけど、主将だった健志郎さんの背中は偉大でいつみても練習してるし、チームのために動いててカッコ良かったなと思います。
3年目
学生日本一を経験できた年。
目標にしていたものが6年目にして掴み取れました。優勝の瞬間は夢のような気持ちで、ラクロスやってきて良かったなと思えた日でした。
予選は5戦全勝、、。総得点36点、失点数12点。
どの試合も決して楽な試合はありませんでしたが、どこからでも得点のとれるOF、圧倒的なレベルのDF、そして守護神Gが揃っていたなと試合をする度に感じてました。
関東ファイナル4へ進み勝てば全国、負ければ4年生が引退。どんなことがあろうと勝つしかない、勝たせるしかない、そんな気持ちでした。
大雨の中保護者やOB.OG、他大学の人たちが会場いっぱいに集まり、
"俺のラクロススタイル"
そして、
"意地を見せつけてやる"
そんな高ぶった気持ちでした。東大との試合はサドンビクトリーまでもつれ何とか勝ちきることが出来ました。
勢いそのまま法政を倒し、関東制覇。
その後も各地区の代表で上がってきた大学も倒し、再び日本一かけて法政と試合をして優勝。本当に夢のような貴重な経験が出来たシーズンでした。
学生王者として、社会人優勝チームのGRIZZLIESとの試合、大谷選手の言葉を借りるなら
「憧れるのをやめましょう」
憧れてたら勝てない。
でも、どのポジションをみても日本代表選手がいて、憧れを持つ選手がいる、そんな感情の中試合してました。結果としては負けましたがこんな代表集団に挑んだ23日体やっぱり凄いチームだったなとブログを書きながら改めて感じてます。
主将のともひろさんは誰よりも行動して、オンオフで凄くチームをまとめていてカッコ良かった。
それをサポートする回りの4年生たちがまた憧れの存在で、4年目は自分も主将になったやつを支えよう、組織的に、裏方でそんな難しいことはできないけど、プレーで主将をチームを助けよう、そんな思いを持てた4年生たちでした。
4年目
いよいよ学生ラストシーズンがすぐに始まりました。
始まって2ヶ月最初の大会、つま恋で優勝。地方の強豪大学も倒し今年も日本一目指せるのかそんなチームなのではないかと思う大会になった。
その後も勝ったり、負けたり何とかリーグ戦戦えるなと思いながら毎日ラクロスをやってました。リーグ戦が始まってからは1戦必勝、試合間隔が短い中で、スカウティングを試行錯誤して勝てる為にやりました。結局、早慶の壁はでかく勝てなかった。チームの軸になりきれなかったのが本気で悔しかった。もっと求めれたと思うし後悔ないようにとは思っていましたが、負けたらやっぱり何かしらの後悔は残るなと。
最後に感謝の気持ちを伝えさせてください。
コーチ陣へ
4年間ラクロスのサポート、人としての成長、学生日本一やBリーグ日本一沢山の経験をさせていただきありがとうございました。
こんな素敵なコーチ陣に出会えて幸せでした。
今後は日体へラクロスの還元をし、個人としてはBOXラクロスやインドア、ラクロスの発展の為に幅を広げて活躍できる姿を見せて行ければと思っています。
後輩たちへ
自分から伝えたいのは、結果が全てみられる世界。
厳しく言うなら日本一とれば強いし、負ければ弱い。そんな世界がスポーツだと自分は思ってます。他の学生は「どんな過程を踏むのか」とかじゃなく「今年の日体は強いか弱いか」そんな感じでみてきます。
だからこそ、過程を成功に変えるために、今過ごす1日1日が最後の日本一へ繋がると思って日々チャレンジしながら成長してほしいなと思ってます。時々練習参加させてください。
同期へ
とにかく同期と過ごす時間が好きで、部室でぐたぐたしてる時間、飲みやら遊び、温泉など何してても同期といると楽しくて幸せでした。引退してもラクロス好きで楽しく引退ライフ凄そう。最初は30人ぐらいいた同期も最後は14人で引退したね、正直学年試合優勝してすぐあんなに抜けると思ってなかったけど。
家族へ
小学生のバスケの時から試合があれば全部来てくれて応援してくれて、サポートしてくれてありがとう。
結果としては、バスケでは選抜、ラクロスではユース止まりで中々結果では恩返し出来なかったけど、ラクロス6年目の去年、日本一取って少しはお返し出来たかな!?
今後は、ラクロスの幅を広げもっともっと活躍して自分らしく少しずつにはなると思うけど恩返していきます。
学生スポーツ人生支えてくれてありがとう、これからもよろしくお願いします。
最後に今後の目標!!
今年からBOXラクロスとインドアラクロスを本気で始めます。
BOX始めたくなった理由は奥村さんのプレースタイルやカナダ体験記を呼んだりして
「本気でラクロスしてるな」「カッコいいな」
そんなところからでした。
また、今年のBOXの世界との試合をみて強く憧れから目標に変わりました。練習では一緒にプレーに入っていただき、今のラクロスの最前線を常にみてきました。カナダでBOXなんて頭のどこかには行きたい気持ちはあるけど、そんな簡単にはいけない。でも、目標達成のため、そして自分の憧れの選手、恩師を越すためにチャレンジしたいな何て思ってます。
インドアも、日体の歴代のOBの方とラクロスが出来る
それが何よりの経験値になるかなと思います。インドアはボールも違うしゴールも小さいその中で工夫してやってくうちにクロスワークやラクロスIQが高まりBOXラクロスにもいきると思って始めてみます。
こんな感じで自分語りの引退ブログになりましたが今後も日体大ラクロス部と個人へのサポートなどよろしくお願いします。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
4年生の方々のこれからの未来が、より色鮮やかなものとなりますよう部員一同応援しています。
たまに顔みせにきてくれると嬉しいです!
このチームに関わってくださっている全ての方々へ
新しいシーズンがもうすぐ始まろうとしています。
今後とも応援のほどよろしくお願いいたします!