まず初めに、日頃より日本体育大学男子ラクロス部の活動に多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。
今回は、3年MF 尾上朋弥が書かせていただきます。
この3年間を振り返ると色々なことがあった。
その中でも僕の中で凄く悔しかった出来事が2つある。
1つは2年前のBリーグ優勝。
その時僕はまだ1年生で、同期のけいし、ましも、つる、るきあ、そうごがボックスに入っている中で僕はただ応援しているだけだった。
めっちゃ悔しかった。正直Bリーグ優勝は自分にとって素直に喜べるものでは無かった。その場にいない虚しさが残った。
もう1つは去年のリーグ戦試合に出るどころか、ボックスにもほとんど入ることが出来なかったこと。去年の夏合宿はimpactだった。夏合宿中TOPチームがファルコンズと試合をしている中、僕は端の方で練習していた。その時眞下が点を決めた。
同期でTOPチームで活躍しているのが悔しかった。
負けてたまるかと。そう思っていた。
自分自身上手くなってきていると思っていた。だけど、その時けいしから「ともや下手になったね。」ってボソッって言われた。
自分が思っている程自分は上手くないんだとその時気付かされた。
それから、上手くなるためにシュー練をいっぱいした。あの時は1日5時間シュー練していた時もあった。
そうして、23nittaiが始動した。
前のブログにも書いたが、その時の自分は試合に出れるかどうかの瀬戸際だったと思う。
正直試合で活躍している未来はあんま見えていなかった。
そんな自分が成長出来たきっかけはつま恋だった。
それまで先輩たちと今ほど強い繋がりはなかったが、つま恋を通して先輩達とたわいもない話をしたり、夜一緒にゲームしたりしてこの先輩たちを勝たせたいと本気で思うようになった。その気持ちがプレーにも現れた。
結果得点王を取る事ができたと思う。
このリーグ戦を通して、より先輩たちの偉大さを感じる。
僕がミスをした時はお前なら大丈夫だと言ってくれる先輩。期待してるぞと言ってくれる先輩。点を取ったら真っ先に来てくれる先輩。普段いじり合いながら練習してくれる先輩。
こんなにも寄り添ってくれる先輩は他の大学を見てもいないと思う。
だからこそ、この先輩たちを絶対負けさせたくないと本気で思った。
そうして挑んだFinal4。
負ければ先輩たちの引退。
序盤2点先制して、このままなら全国にいけると思った。
でもFinal4の舞台はそう甘くなかった。
試合終盤5-5同点の場面。
あの瞬間から先輩たちを負けさせてしまうかもと本気で思った。
試合前までは、勝つ自信しかなかったし、このチームが負けることが想像出来なかった。
あの瞬間は本当に生きた心地がしなかった。
先輩たちともうラクロスが出来ないかもと思ったら、現実を受け止められる気がしなかった。
そして、最後眞下が得点を取った時本当に心から安心した。まだ先輩たちと練習出来ると思ったら涙が止まらなかった。本当に勝ててよかった。
でも、僕達が目指しているのは日本一。これから厳しい戦いが続いていく。スタンドで応援してくれる全ての方々のため、4年生のため、このチームに全力の愛を注いでくれているコーチの方々のため。
色んな人達のために絶対日本一取りましょう!!
次の試合は、
11/5 (日) 関東FINAL vs法政 @駒沢第2球技場
14:00 F.O.
になります。
皆さまの熱いご声援お待ちしております。
引き続き日本体育大学男子ラクロス部の応援の程宜しくお願い致します。