こんにちは、4年白木です。
4年間を振り返るということで、ブログを書かせてもらいます。まじめに書きます。
大学に入学し、「どうせやるならサークルじゃなくて部活がいいな。」と思っていた自分は、ラクロス部の体験会当日、勧誘でユニホームを着てつばが真っ直ぐなベースボールキャップを被って歩いていた当時の4年生で副主将の亮太さんに「おいお前今日ひまー?今から体験会だから来いよー!な??」と肩を組みながら言われ、グラウンドに行きました。(まじでブルーノマーズだった)
自分は6年間バスケをやっていたので、人工芝やスパイクは初めてで新鮮でした。
その日はパスキャやグラボ、シュートなどをした後に、最後にミニゲーム大会があり優勝したチームの人から景品をもらえるということで、その日初めて会うやつらでチームをいくつかに分けミニゲームをやりました。「これからこいつらと4年間やっていくんだなあ。」と思いながら、同じチームになったうちの1人に「よろしく!」と言うと、ガン無視されました。めっちゃ愛想悪かったです。
そいつは背が高くて、ちょっとうまくて、自分と違い、もう体験会に何回か来てた感じでした。プレーはとても荒っぽくてエゴが強い感じがして、「体験会なんだから楽しくやろうよ」って感じでした。けど、そいつのパスから自分が点を決めると「ナイッシュー!!」とめっちゃ元気よくハイタッチしてきました。なんだ意外と素直な奴だなって思いました。これが#11 たけし との出会いです。
その後自分達のチームは優勝し、チーム内でジャンケンして勝った人から景品を取っていくことに。
自分は最後までジャンケンで勝ち残り、1番最初に景品を選びました。でもその時、ぶっちゃけ景品の中で何が1番価値があるのかなんて分からなかったので、自分の後ろで2番目に景品を選ぼうとしてるやつ(最後のジャンケンで自分に負けたやつ)に「どれほしい??」と聞いた。
そいつが「これ」と指を差したのは、4の番号とARAMOMIと書かれたもみさんのズボンだった。「じゃあこれにするわ」と自分はそのズボンを選び手に取ると、そいつは「えぇーーー!」と泣きそうな顔をしていました。
これが#82 まるも との出会いです。
これがラクロス部に関わってからの最初の思い出です。
入部式が終わって、B階のミーティングルームでてるさんが部則についての説明してくれて、背番号決める時にだいき が「俺が10番だから!10番じゃなきゃ辞める!」って駄々こねて。
サマー前にあきてるにショット当てられて肋骨折れるし。
みんなでめっちゃ練習してサテライトでボコボコにされながらがんばって、初めての合宿も乗り越えてそれでも勝てなくてめっちゃ悔しい思いをしたサマー。(人生初ユニホーム忘れる。)このとき椎名全盛期。
リベンジに燃え、名古屋遠征行って、負け無しで帰ってきて、ロングになって初のフルフィールドでの公式戦となったウィンター。
まさかの会員証ミス。笑えなかった。
たかやさんに「あすなろで強いチームがその年1番強いから。」そう言われて2ヶ月毎日素振り1000本振ったし。
今までずっと一緒だったはるたけさんが卒業して、ボックスにはいなかったけどみんなでひとつになって勝ち取ったあすなろ準優勝。
結果は準優勝で優勝できなかったけど、本当に嬉しかった。辞めたけど今まで一緒に練習して同じ時間を共有してきた仲間が応援に来てくれて、はるたけさんも表彰式終わった後だったけど仕事終わりにスーツで来てくれた。
すごく嬉しかった。やっぱりチームスポーツは人数が多い分、細かい所まで突き詰めたり、ひとつになるのが難しくなるけど、でもその分、何かを成し遂げた時にその瞬間の嬉しい感情をみんなで分かち合える事が素晴らしいと思う。準優勝した時もそういう気持ちになった。
2年生の時、Bチームは解散し、トップチームはリーグ戦が2部との入れ替え戦となった。
この時自分はありがたい事に、この年のリーグ戦で唯一勝った試合(vs獨協)にボックスメンバーとして選ばれ、少しだったが試合にも出場する機会をもらった。
だがメンバーに選ばれたのもこの試合のみで、あとの試合は全て観客席で応援していた。
目の前で負けていくのを見る度に、見ているだけで何もできない自分が悔しかった。リーグ戦が終わってそのまま学校帰って暗くなるまで自主練して、とにかく「試合に出れないやつが、見ているだけで何もできないやつが何を言っても説得力がない」と毎日こう思ってひたすら練習していた。
3年になり、シーズン始まってからはAチームに入れた。にーやんにいっつも文句ばっか言ってて、今となっては本当に生意気だった自分を先輩たちはよく可愛がってくれていたなぁと思う。
この年自分は東大戦で、当時の事は試合中だしよく覚えてないが、悔しさやいらだちでクロスを叩きつけて折るという本当に愚かな行動をした。
今となってはみんなにいじられたりするが、あんなひどい事をしてしまった自分自信に正直驚いたし、よほど頭にきてたのか分からないが相当ショックだった。何よりあのクロスは、駆さんから貰ったもので試合のあとはかなり猛省したのを覚えている。この事は自分の競技人生の中で大きなターニングポイントだったと思う。
家に帰って、「あんな事しているようじゃまだまだお前もガキ」と母に説教されました。
そんなこんなで3年のシーズンも終わり、新チームミーティングを経て、いよいよ4年になりました。
あっという間に4年生になってしまいました。
自分が入部した時の4年生のようにはなれなかったし、程遠いなと思います。
今になって、あの代の先輩達がどれだけすごかったかを実感しています。
最上級生になると、チーム運営・管理、育成、新チームミーティングなどを含め、練習以外の時間も「チームについて考える時間」これがとても増えたと感じました。
特に幹部はこれに加えて、練習メニューを考えたり、コーチとのすり合わせなど、見ていてとても大変そうで、今思うとよくやってくれてたと思います。
「来年になったら分かるよ。」
去年の先輩たちに言われた事が胸に刺さる日々でした。
「自分がどうやったら上手くなれるか」
ただひたすら毎日これだけを考えて過ごしてきた3年間のようにはいかない。
たかやさんが仰っていましたが、
「だから、最初の1~2年でどれだけ上手くなれるかが大切。4年は4年でやることがある。2年でリーグ戦を経験しているかいないかはそういう意味で大きい。」この意味がよくわかりました。
4年になってからは正直何度も辞めたくなりました。「今まで3年間もやってきて、辞めたいとか思うなんて。あるわけない。」そう思っていました。
でもここで全部を投げ出したら楽だろうなと思いながらも、何回も踏みとどまってやってこれたのは、やっぱり同期のおかげです。
家族より長い時間を過ごし、つらい練習やラントレも、夏のめちゃくちゃ暑い日も、冬の雪が降る日も。
朝早く起きて、眠いながらも毎回クラブハウスに着いて「今日はまーじで休もうと思った。」と言い合う時もあった。
高校や大学、地元の友達に遊びや飲みに誘われたけど、「その時間で少しでも上手くなってやる」「人が練習しない時に練習するから、人より上手くなるんだ」
そう思って何回も断り、その原動力を維持できたのも。
全部、同期のみんながいたからです。
直接何かをしてくれたとか、そういう訳ではないですが、常に心の支えであったと思っています。くさいですね。おえ。
でも、本当に感謝しています。
自分達の代となったリーグ戦の結果はブロック4位でシーズンを終えました。
勝つことの難しさ。これを痛感しました。
来年はやってくれるでしょう。
小さい頃から運動することが大好きで、中学から始めたバスケですが、最初はサッカーと野球とバスケで迷っていました。その中でバスケを選んだ理由は父に、「野球は守備の時は動かないし、サッカーは雨が降ったらそもそもできないぞ?」と言われたのがきっかけなくらいです。
毎日部活の生活が約10年続き、大学の4年間をこうしてラクロスに費やす事ができたのも、応援してくれたり、支えてくれた周りの人のおかげだと感じています。
自分のインスタでも言いましたが、
特に、母には感謝しかないです。このブログを読むと思うのでもう一度書きます。
本当に頭が上がりません。
毎日ご飯食べながら寝ちゃったり、布団まで辿り着けずに力尽きて朝を迎える生活ももう終わりですかね。
中学の頃から欠かさず、試合を見に来てくれてありがとう。ラクロスのリーグ戦に関しては1年の頃、俺が出てないのにリーグ戦とかも見に来てくれたり、早慶戦とか見に行ったり、開幕戦とか全日決勝とかも見に来たりしてたね。
ラクロスを好きになってくれて、そして4年間本当にありがとうございました。
恥ずかしいのでこれぐらいにして。
長くなりましたが、
現役のみんな。
特に3年生、今の時期やこれから練習が始まり、進級するにかけて、自分がかつて感じたように、思うようにいかなかったり仲間と食い違ったり、行き詰まったりすることがあると思います。はっきり言います。今までのようにはいきません。大変な事ばかりです。
でも、君たちはそのくらい何かデカいこと1つ、全員で成し遂げようとしているんです。だから多少辛くても当然。全部が簡単にいくわけないんだから。
そこで負けずに、みんなで進むことができれば、結果がどうであれ終わった時には何にも変え難い、かけがえのない経験をすることができます。
俺がそうだったように。
1.2年生。
さっきも書いたように、今の時期にどれだけ上手くなるかが大切です。自分は大して上手くもなれなかったのであまりでかい口たたけませんが、
大学の友達や、他大学の友達が遊んだりするのをみて「いいな〜」と思う時もあるでしょう。俺もあった。
でも、そんな事考える暇もないくらい練習に没頭してください。
「努力は運を支配する」
自分の好きな言葉です。何かを成し遂げるために努力する。最後の最後に結果が運によって左右される場面でも、普段から努力していれば、その運さえも支配できます。
俺にはその努力が足りなかったという事なのかもしれない。
けどみんななら、必ずやれる、できると信じています。
自分がラクロスをできている環境と、支えてくれる周りの人への「感謝」を忘れず、
今できることを全力で。
がんばれ。
最後に、4年生。
4年間、ありがとうございました。
本当は感謝を伝えたくないくらいクソ生意気なやつもいますが笑
卒業旅行、存分に楽しみましょう!