まず初めに、日頃より日本体育大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいている多くの方々に感謝申し上げます。
今後とも宜しくお願いします。
2年 #59 SSDM 牛山泰輔です。
この場を借りてラクロスに対する気持ちを書きたいと思います。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
僕は小学2年生から続けてきたバスケットボールという競技から逃げた。
これは"辞めた"という言葉ではなく
"逃げた"という言葉が正しい。
日本体育大学のバスケットボール部で試合に出れる未来が見えず、4年間を棒に振ると思い、情けない気持ちから11年間続けてきたバスケットボールに終止符を打った。
そして人生に関わると思わなかったラクロスという競技に巡り合わせ、"日本一になれる""初心者でも日本代表になれる"という言葉に惹かれ部活としてやることにした。
始めたはいいものの上手くいかないことばかり。
クレードルはまともに出来ない。
パスも投げれない。
OFについては壊滅的でした。
その中で1年生の頃に見たリーグ戦。
早稲田戦、慶應戦後の先輩達の涙が忘れられない。
この敗戦が僕が日本一を本気で目指すようになったきっかけの試合である。
僕はラクロスをする上で意識している人がいる。
それはSSDM陣とボトム陣の存在。
そして同期の存在である。
リーグ戦になるとボックスメンバーが発表される。
それと同時にポジションごとの序列が分かる。
何を隠そうラクロスはチームスポーツ。
試合に出場することができる、できない。ボックスに入ることができる、できないが出てきてしまう。
ただ、それがチームスポーツの魅力である。
常にライバルが隣にいて、死に物狂いで座を奪い合う。
しかし試合当日には驚くほどの結束力でまとまりあるチームが完成する。
この環境が僕を動かす原動力であり、理想のチーム像である。
試合の前日まではチーム全員がライバル。
同じポジションの人に絶対に負けたくない。
この競争心が僕を壁当て、ウエイト、自主練に足を運ばせる。
そしてこの競争心がなくなった瞬間、僕のラクロス人生の成長は止まる。
そして僕が言う同期の存在というのは、
みんながよく言う一緒に練習できて楽しいとかプライベートでも仲良いとかの話ではない。(もちろんそれもありますが)
全員のスタートラインが同じ「ラクロス」という競技を選んだ僕は、同じ期間やっている人には絶対に負けたくないというのが僕が指す同期の存在である。
しかし25シーズン。
個人的には情けない。
この言葉に尽きる。
幹部という役職に就かせていただき、ポジションリーダーの話も聞ける立ち位置にいる。
だからといって特別に何かしている訳でもない。
よく名前だけとか一応幹部とか言われる。
本当に情けないが、言われる度に自分自身に怒りと納得感が芽生えてしまう。
現状維持は衰退。
この言葉がまさに自分を意味している。
グラウンドでもグラウンド外でも2年生とかは関係ない。
別に期待枠として入ってるわけではない。
試合に出る人は多くの人の想い、そして勝つことへの責任を背負う覚悟がないなら試合に出る資格はない。
ボックスメンバーに入る。試合に出る。
というのはそういうことだ。
本当に多くの方に支えられ、今グラウンドに立てている。感謝の気持ちを絶対に忘れてはいけない。自ずと行動も変わってはずだ。
僕はこの学生最後の4年間でラクロスをすることに意味があると思う。
4年生になったら引退が来る。これは変わらない事実。
引退してから後悔しても遅い。だから今この瞬間から出来ることは全てやる。
僕はラクロス部という部活に入ったことを正解にする。
これは引退する日まで持ち続ける目標だと思う。
バスケットボールという競技から逃げたわけではない。攻めた選択だったと言わせる日まで僕は走り続ける。
もう情けない姿は見せない。
待ってろ日本一。
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【試合告知】
〈TOP〉リーグ戦
9/21(日)vs一橋大学11:20F.O.
@大井メインピッチ
ついに今週末はリーグ戦予選最終戦です!
応援のほどよろしくお願いいたします!