まずは、日頃より日本体育大学学友会男子ラクロス部へのご支援、ご声援を下さる皆様。
2025シーズンも共に戦って下さり本当にありがとうございました。
皆様からの暖かいご声援のおかげで無事にシーズンを完走出来ました。
目標としていた日本一には届きませんでしたが、
皆様と1年間共に創り上げた景色は素晴らしいものになったと思います。
これからもNITTAIはラクロス界のHEROとして壮大な夢に向けて突き進んでいきますので、
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
一時期はは2ヶ月休み無しで部活に行き続けました(海南未、紹介ありがと)
4年TR/副将の節田幹太です。
色んな人によく学年を間違えられますが、ついに引退ブログを書く学年になりました。
ちなみにこの前、日体でも関東ユースでもお世話になってる健太さんにはガチで学年間違えられました。。笑
ラクロスは相変わらず続けてますが、
4:40発の京浜東北線1号車に乗らないだけで引退したんだなあと強く感じます。
小林とのどっちが桜新町から日体に早く着くか対決も終わってしまいましたね。
守り抜いてきたチャンピオンの座は譲ります。
前書きが長くなってもあれなので、さっそく本題に入ります。
テンプレ通りなら4年間を振り返るところからスタートしますが、確実に膨大な量になりそうなので、
そこは軽く触れながら自分がこの4年間で学んだ事、感じた事を書きます。
ふと読み返したときに誰かの心が奮い立ってくれると嬉しいです。(文末はちゃめちゃです。)
学んだ事の一つ目は
『何事も量に勝るものはない』ということ。
きっかけは1年生の時。
今でも忘れない貴也さんと初対面した時に
『即戦力になれ』
と言われて始まったラクロス漬けの生活。
学部の勉強はそっちのけで授業中も、移動中も、クラブハウスにいる時も、バイト中は手に単語を書いてずっとトレーナーの勉強。
身体運動の機能解剖学と常ににらめっこ。
始発で毎日朝練に来て、健志台で授業受けて、世田谷帰ってきて、終電ギリギリまでクラブハウスに残って勉強とチェックを繰り返す毎日。
何が正しいのかも分からないから、とにかく量をこなしていた。
ただ、すぐに勉強の成果が出る訳がなくグラウンドに立つ度に力不足を痛感する日々。
マッサージやテーピングをする選手は目の前にいるのに自分は何も出来ない。
死ぬほど練習してチェック受けても先輩から「なんで?」と突っ込まれまくり、答えられず大パンク。
答えを教えてくれないから何度も調べるけど一生出てこないし、分からない。
極めつけは貴也さんには1年生の頃、毎回のように怒られて「今までで一番使えない最悪のトレーナー」と言われて意気消沈。
とにかく悔しかった。
それでも頑張れた理由は二つある。
一つは、高校の恩師から言われた
『やるからには妥協せずに徹底的にやりなさい』という教え。どんなことがあっても4年間辞めないと心に誓って入部した。
もう一つは、当時主将だった黒田健志郎さんの存在。
主将で、エースで、U21日本代表で、
1年生の自分からしたらめちゃくちゃカッコイイ存在。
朝グラウンドに着くと既にシュー練してて、夜遅くまでクラブハウス残ってるとグラウンドが真っ暗になるまで自主練してる姿を見てた。
だから、チームの役に立たない1年生が主将より努力しないでどうするんだって本気で思ってた。
今考えたら生意気すぎるけど。
本人に伝えた事は無いから、いま読んでるとしたらビックリすると思うが本当に健志郎さんに負けたくなかった。
こんな想いから始まったとんでもない生活だったけど、
この1年目が僕の4年間の土台を創ってくれた。
分からない事をめちゃくちゃ時間かけて調べる過程で新しい知識が身についたり、自分の勉強する環境を固められた。
量を積み重ねた者にしか、チャンスは来ない。
インプットだろうが、アウトプットだろうがまずは量を担保することが大事だと思う。
祐哉さんだって学生の頃は1日12時間以上ラクロスしてたって言うし、駿太さんだってLINEすると夜遅くまで仕事しながらずーーーっとラクロスのことを考えてる。
日本一になった23NITTAIのエース・後藤圭太さんもずっとラクロスかポケモンをしてたし、寺内も1年間ノートに学びを書き続けてた。
成果を出してる人は必ず量をこなしている。
だから成果が出るまで根気強く量をこなして欲しい。
特にラクロスはどこで急に上手くなるか分からないですからね、晃一郎さん!
今、何かに燻っている人はまず
『このチームでこの部分の努力量は誰にも負けてない』
という状態を目指すといいかもしれない。
自分もまだまだ足りないので日々精進です。
もう一つの大きな学びは、
『他人の想いは自分が想像してるより何倍も大切にしなくてはならない』ということ。
この学生ラクロス4年間で沢山の方にお世話になった。
日体だけじゃなくて外部活動も多かったので本来なら関わらないような方とも一緒に活動出来た。
ご縁が色々な形で繋がって、自分を成長させてくれる機会をいただいたお陰で刺激的な毎日を過ごすことができた。
特にFINAL4が終わった後は、自分が思ってた何倍ものメッセージを貰って、改めて多くの人に支えられていたことを実感した。
だからこそ、本当にFINAL4は勝ちたかった。。
話を戻すと、
人に恵まれて成長できたこの4年間の中で自分は『その人の想いを背負う事』を意識していた。
人が成長する時は、誰かがわざわざ時間や労力を使ってくれたり、時にはどんな事よりも優先して自分の為に向き合ってくれる人がいる。
自分たちが知らない裏で本気で向きあってくれてる人がいる。
日体はそういう人の想いで成り立っているチームだと思う。
だからこそ、その想いを軽く受け取ってはいけない。
向き合ってくれた人にお世話になって『はい、終わり!』で終わらせてしまうのはなんか悲しい。
その人が自分の為に尽くして良かったと思ってもらえるまでやり切るのが、向き合って貰った側の礼儀だと思っている。

25シーズンのVisionである
『NITTAIにしか創れない景色を』
FINAL4のあのスタンドもきっと部員のみんながあの日までに積み重ねてきた時間と想いが重なって創り上げられた景色だと思う。
そして、その背景には相談に乗ってくれる人や真正面から向き合ってくれる人、自分の為に怒ってくれる人がいた。
自分たちだけで創られたものじゃなくて、
支えてくれた多くの人の想いがあって辿り着けた景色だった。
他人の想いを軽くみてはいけない。
その行動と想いに感謝をできる人でありたいし、そんな人が増えたらもっと素敵なチームになると思う。
良い締め方が分からないけど、4年間で学んだことはこの2つです!
ここからは長すぎないほどに感謝を
まずはTRから!
ななこさん、渚紗さん
伝える事はこの前伝え切っちゃったのですが、
本当にお二人のおかげでここまで成長することが出来ました
教えて頂いたこと全てが僕にとっての財産です
またラクロス見に来てください!ありがとうございました!
美咲
君もこの前伝え切っちゃったけど、笑
3年間でこんなにも成長するとは思ってませんでした。
最後までずっと支えて貰いっぱなしで、とんでもない勢いで成長する姿を見て、俺も負けないようにと奮い立たせることが出来ました
もう教えることはないです!自信を持って、胸張って最後までやり切ってください!
本当にありがとう!最高の相棒でした!
侑香、美月、さくら
半年とは思えないほど濃い時間を過ごしたね。
トレーナーとしての覚悟と責任を伝える為に嫌われる覚悟であえて少し厳しく接してきたから凄く怖かったと思う、ごめん!
でも、君たちの中で少しでもこの仕事に対する覚悟と責任が芽生えて、それがこだわりに繋がる日が来ればいいなと思ってます。
まだまだ貪欲に成長し続けて、最後まで3人で4年間を駆け抜けて下さい!めちゃくちゃ期待してます!
貴也さん
僕の人生を変えて下さりありがとうございました。
トレーナーとして、1人の男として沢山のこと学ばせて頂きました。
僕にとってのHEROは貴也さんです。
これからもよろしくお願いいたします!
そして他大学、社会人トレーナーの皆さん
様々な場面で大変お世話になりました!
講習会で色んな事教えて下さったり、自分がTR1人の時はうちの選手のテーピング巻いて下さったり、合宿とか試合会場のこと聞いたりなどなど、、、
わざわざ地方から日体に武者に来て下さったり、つま恋の時に話しかけて下さったり、関東だけでなく、全国のトレーナーさんと繋がれて、学びも多くて楽しかったです。
これからも現場でご一緒する機会があると思いますので、その際はよろしくお願い致します!
(特に琴乃さん、優花さん、真珠さん、梢さんはお世話になりました!!)
ここからは日体の中でお世話になった方々!
真衣さん、遥香さん
お2人とは色んなことがありすぎて全部が良い思い出です!
23NITTAIが始まってからずっと助けて貰ってばかりで、何もできなくて、迷惑しかかけてなかったと思います。
それでも自分のことを頼ってくれて、その想いに応えたい一心で続けることが出来ました。
お2人がいなかったら本当に潰れてたと思います、笑
そして、真衣さんは最後の1年も共に活動できて嬉しかったです。
真衣さんに『カッコ悪い!』って言われる度にこのままじゃダメだって思って、『かんたならこんなもんじゃない!』って求めてくれて、その期待を越えたくて前に進む事が出来ました。
真衣さんの想像を越えられてれば嬉しいです。
お二人とも本当にありがとうございました!!
翼さん
7年間お世話になりました!なんやかんや今シーズンもお世話になりました。
久しぶりに赤羽会やりましょうね。
健志郎さん
先述したことは本当です!
いつまでも上手くなり続けようとする姿勢に今でも刺激を貰います。
これからも突っ走り続けてください!(無茶し過ぎだけ注意です)
祐哉さん
めちゃくちゃリスペクトしてて憧れの存在です。
祐哉さん以上にラクロスと日体に愛のある人を見た事がありませんし、プロフェッショナルとしての姿勢は選手だけじゃなくて自分も見習うことばかりでした。
いつかまた同じチームで本気でラクロスできる日が来るまで、同じ日の丸を背負える日を夢見て、追いつけるように頑張ります!!
ありがとうございました!
駿太さん
駿太さんからの言葉は一つ一つに重みを感じて、今の自分の価値観はほとんどは駿太さんから教わった事だと思うぐらいです。
逆に出会えてなかったら今頃どうなってたんだろうと考えただけでゾッとします。
男として野心を持つこと、夢を語ることの偉大さと大切さ、それを背中で示してくれたことが何よりも自分の財産です
これからもお世話になると思うので色々な事教えてください!
本当にありがとうございました!
後輩ちゃんたち
伝えたい事は本文の通りです!
特に3年生、君たちの年代に関わる機会が多い分めちゃくちゃ期待してます!負けるなよ。
同期
こんなに扱いずらい自分とラクロスしてくれてありがとう。
引退した翌日の夕練に7人も来ちゃうようなラクロス好きなみんなと4年間過ごせて良かったです。
寺内、僚悟
本当に支えられっぱなしでした。。
開幕戦の前日MTGで「シーズン始まった時に日本一になれると思ってた人」って聞かれたときに俺ら3人だけ手が挙がってたことが何よりも嬉しかった。
無茶だと思われてた目標を最初から最後まで諦めずに目指し続けられて幸せです。
とりあえず飲み行きましょか!
これで最後です。
僕はこれからもラクロスを続けていきます。
ラクロスに人生を変えて貰えたように、
今度は僕が誰かの人生を変えられる存在になれるように。
誰かの為のHEROであれるように。
そして、いつの日かまたこの青獅子のエンブレムを背負えるように。



4年間ありがとうございました!
明日は引退ライフを1番満喫してる我らがスタッフリーダー・丹尾琴絵です。


