まず初めに、日頃より日本体育大学男子ラクロス部の活動に多大なるご支援、ご声援をいただいております。保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
4年MGの古川真衣です。
みんなのブログを読みながら、勝ちたい理由が増えていった日々でしたが、とうとう自分の番が来てしまいました。
今回のブログでは、自分の気づきと覚悟を書かせていただきます。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきますと幸いです。
私は、7月から始まった3か月ものリーグ戦期間で考え方も部活に対する取り組み方も大きく変わり成長することができました。
もともと、1年生の時から「チームが勝つこと」以上に、「自分がこの組織に必要とされる存在になる」ということが大切で、ただ目の前のことに必死に取り組む。
そんな3年間を過ごしていました。
そんな中で、代が変わり23NITTAIとして日本一に向けて動き出し
「かっこいい」「HERO」「誰かのために戦う」
そんな言葉がチームでよく飛び交うようになりました。
チームが大きく進化していく中で、私自身は
「仕事ができる」という存在にはなれても
「かっこいい存在」とは程遠く
今まで自分がやってきたことが間違っていたように感じ、自分のチームへの貢献の仕方がわからなくなっていました。
そんな時に、HCの駿太さんが一つのブログを送ってくださいました。
それは
「自分が成長したければ、チームの成長に貢献することだけを考えよう」
という内容のブログでした。
当時の私は4年ながらも、どうすればすごいスタッフリーダーになれるか。どうすれば日本一のマネージャーになれるか。と自分の成果ばかりを考えていました。
しかし、そのブログには「自分の成長にフォーカスするのではなく、とにかくチームの成長に貢献し続けることが、自分の圧倒的な成長につながる」ということが書かれていました。
3年間、いや21年間。自分の成長や成果にフォーカスしてきた私にとってはこの言葉は受け入れがたく、
しかし、このままだと引退するときに絶対後悔すると、藁にも縋る思いで徹底的に「チームへの貢献」にフォーカスすることを心がけました。
眠い時・こんなもんでいいかなと妥協してしまいそうなときに
「今の自分の行動はチームへの貢献につながっているのか」
そんなことを考えてもう一歩だけ頑張る。
そんな日々を続けていると、みんなのチームへの頑張りや思いに自然と目が向くようになりました。
練習が終わったら、すぐにシュー練や壁あて、ラダーを始めて、朝から夜まで練習に明け暮れる選手たち
自分は試合に出れないながらも、応援や集客などに命を懸けて取り組むスタンドメンバー
自分を変えようと一歩踏み出して挑戦してみるスタッフたち
時間をかけて本気で一人一人と向き合い、たくさんの考えを伝えてくれるコーチたち
全員が誰かのために戦っている
本気でこの人たちのために勝ちたいと思えるようになりました。
チームへの貢献を自分の考えの軸に置いたとき、もう一つ大切な考え方が私の中に生まれました
それは「こだわり」です。
スタッフの仕事は大抵が誰にでもできるような仕事で
下級生のころは時折、自分は取って代われるような存在だと感じることもありました。
しかし、「チームのため」を心の軸に置いたとき、
依頼された内容に合格点で返すのではなく、
画像作り・クロスチェック・集客・審判・グラウンドマネジメントなどすべてのことにおいて、
「これでチームに貢献する」
とこだわりと覚悟をもって取り組むことを意識しました。
どんな仕事でも誰よりもこだわりぬいて
相手の期待を遥かに超える成果を出した時
そのこだわりはチームへの価値となり
それはチームへの貢献になり替わると私は思います。
今、自分の行動に決断にこだわりを持てていますか？
チームに対しての強いこだわりを持った
個々が集まった集団は確実に強いです。
あの劇的なファイナル4 東大戦を経験し、選手・コーチ・スタッフ・スタンド
このチームに関わる一人一人のほんのわずがな、しかし強いこだわりが
必ずあと一歩のところで勝利を繋ぐ鍵になると身をもって経験しました
今年の日体は強いです。
もちろん技術的にも強いですが、
チームとして確固たる強さがあります。
私はそんな日体が大好きです。
自分がつらい時、パンクしそうなとき、かならずといっていいほど、誰かが声をかけてくれる。
決断に迷ったり、成長してるか不安になったとき、前に進める考え方を伝えてくれる。
話を聞いてくれたり、後輩たちが笑わせてくれたり、本気で話し合ったり、、
普段は全力でふざけて、時折やかましくてもグラウンドでは誰よりも輝く選手たち
自分のチームへの貢献の仕方に悩みながらも、変わりたいって何度も思い直して、自分と向き合い、着々と成長して行く可愛い後輩たち
本気で、チームを良くしようと、誰よりも熱くかっこいいコーチたち
本気で向き合ってくれて、信じてくれて、本気ってなんなのかを背中で見せてくれる
そんな人たちに囲まれて
まだまだこんなもんじゃないな自分って
また踏ん張れる
誰でも誰かのHEROになり得る
そんなチームなんです
だから、勝ちたい
だから、勝たせたい
愛すべきこのチームで日本一を掴み取りたい
4年になってリーダーになった時
思わなきゃって思って必死に取り繕ってた言葉
今なら胸を張って言えます。
日本一は選手だけの夢なんかじゃない
日本一私の夢だ
私がなりたいもので、私がそこに連れて行く
このチームに関わる全ての人のために
関わる人を幸せにするために
私は私の全ての力をかけて、このチームを日本一に連れて行きます
次の試合は、
11/5 (日) 関東FINAL vs法政 @駒沢第2球技場
14:00 F.O.
になります。
選手はもちろんですが、選手同様勝ちにこだわるスタッフ、日体に染まるかっこいいスタンド、全てにご注目ください！
皆さまの熱いご声援お待ちしております。
引き続き日本体育大学男子ラクロス部の応援の程宜しくお願い致します。
