日頃より日本体育大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただきありがとうございます。
「HERO」を掲げ
日本一をひたすらに目指し続けた'23シーズン。
ここからはチームの主力として闘い続けてくれたかっこいいHERO達の最後のブログになります。
ぜひご覧ください
平素より日本体育大学ラクロス部をご支援いただいている保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。今後とも、ご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。
4年MF板橋実生です。
みんなのためになること書けないかなって、考えてみたけど思いつきませんでした。あるあるですけど、決起ブログから今まで振り返ってみようかなと思います。
決起ブログが出た次の日、靭帯が断裂しちゃいました。その日はやっと左のアンダーが綺麗に打てるようになってラクロスがまた楽しくなってきたところでした。
断裂した瞬間は痛みとかなく、とにかくパニックでした。
5時間くらい病院にいて、症状は前十字靭帯断裂、内側側副靱帯損傷、内側・外側半月板損傷でした。でも、病院の先生が言うには1月の全日にはグラウンドに立てるとか言われて、少し安心というか頑張ろうって思いました。
finalは井村さんとも話して全力で応援した。
全力で応援したけど気持ちを切り替えることができなかった。みんなが表彰式に出ている中、自分は何をやっているのだろう。優勝トロフィーを囲んでみんなが喜んでいる中、自分が情けなかった。
こんな思いを全日優勝するまで4回もするのかと思うと辛すぎて、引退したかった。
大好きなラクロスが嫌いになった。
インスタで流れてくるラクロスの動画も極力みないようにした。
夜は寝れなかった。
リハビリも何のためにやっているのか分からなくなってきた。
みんなが決起ブログに書いてくれた、「グラウンドで待っている」という言葉が重すぎて、辛かった。
書いたらキリがないので、この辺で
とにかく、これからの人生の中で1番辛いんじゃないかと思うくらいだった。
finalの夜、似ている境遇だった井村さんに引退したいと相談しに行った。井村さんは「向き合え」って言った。
その日は、意味もわからない「向き合う」という言葉を考えまくった。向き合ってるから引退したいんじゃないのかなって思ったりもした。それから向き合うことだけを考えていた。
11/8になって、ごとしゅんさんのブログが上がった。読んでいたら、翼の話が書いてあった。
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「お前は試合にも出れないのになんでそんなに応援頑張れるの？」
僕は、「試合には出ている」と答えました。この答えこそが、チーム全員が主役になって戦い、HEROを体現できる理由だと思ってます。
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このブログを読んだ後、引退したいとか言っている自分を少し後悔した。
そのあと翼と話した。話した内容はあんまり覚えてないけど、今の自分にできることをやろう的な話になった。翼みたいに多くの人を巻き込むのは僕には限界があるのでやろうと思ったことは、人をうまくさせることだった。練習とか試合で気づいたことを言うのは当たり前だと思った。なので、シュー練のフィードをすることにした。特にいつも1人でやる後藤のシュー練には付き合ってあげるようにした。そこから予定がない限り、後藤にシュー練するのかを聞いて、できるだけ1人でのシュー練は無くそうと思った。
それから自分のできることを見つけて行動した。Impactに行ったのもコーチしたくなったとかじゃなく、impactに行くことが今の自分にできることだったんだと思います。
この数カ月でこんなこと思っていました。
怪我をしたことはもちろん後悔しています。
ただ後悔以上に得られたことや、気づけたことは多いのかなって思います。
ごとしゅんさん
扱いづらい人間ですみませんでした。ごとしゅんさんが電話で言ってくれた、「いい同期持ったね」って言葉覚えてますか。本当にその通りだと思います。これからの日体お願いします。
奥村さん
練習試合の武蔵戦覚えてますか。めっちゃうれしかったです。Impactに行って思ってたことは、「教える」って難しいですね。尊敬です。日体オフェンス陣頼みます。
井村さん
メンヘラみたいに頼ってすいません。「向き合う」っていうのを「今の自分にできること」って勝手に解釈しています。僕は、最後まで向き合えていましたかね。
貴也さん
最初から最後までお世話になりました。問題児ですみません。
しゅーとさん
夜のシュー練のお相手ありがとうございます。また、いつかシュー練しましょ！
昴さん
怪我で終わってすみませんでした。最後一緒にハマスタで立ちたかったですね。オリンピック期待してます。
健志郎さん
本当にお世話になりました。毎回自主練誘ってくれてありがとうございます。上手くなれましたかね？
もし、世田谷で自主練するときは根津を誘ってください
けいすけ
焦らずがんばれ
根津
17番でハマスタ立ってください。
同期
ごめんなさい。全日まで行ってもらったのにコートに立てませんでした。でも最後まで選手は諦めてなかったです。いろいろ思うことはあるけど、長くなるので止めておきます。みんなが同期で良かった。ありがとう。
家族
両親へ
バイトも全然しないで、1人暮らしで、ラクロスまでやらせてもらって、本当にありがとうございます。ラストシーズン怪我しても毎回わざわざ石川から試合見に来てくれて、怪我する前にユニフォーム姿でもっと一緒に写真撮っておけばよかったなって思っています。怪我してから、何かやらなくちゃいけないってずっと思っていたけど、何もできませんでした。これからちょっとずつ親孝行します。
兄へ
たぶん落ち込んでいたから、イヤホン買ってくれたんじゃないかと思っています。素直にうれしかったです。
祖母へ
怪我した時に家で生活をサポートしてくれて、ありがとうございました。助かりました。また、お世話になるかもしれません。
ラクロス部に入部してよかった。谷口くんありがとう。
次は、小さな巨人です。
私たち男子ラクロス部はこれからの4年生の活躍、そして新たな門出をずっとずっと応援しています。
引き続き、日本体育大学男子ラクロス部の応援の程よろしくお願いいたします。
