2022年度副務を務めておりました、4年マネージャーの是角美結です。
まず初めに、平素より日本体育大学男子ラクロス部にご支援・ご声援いただいているOBOGの皆様並びにコーチ、保護者の皆様、
そして、副務として活動申請の際に本当にお世話になった亀山部長にこの場を借りて心よりお礼申し上げます。
引退ブログを書く日がとうとうやってきたと、とても緊張しているので拙い文章ではありますが、読んでいただけたら幸いです。
自分の気持ちをこうやって伝えられる最後の貴重な機会なので、特に、チームに向けて発信します。
私は、マネージャーとして入部して、1.2年生の頃は選手から求められる、必要とされるマネージャーにならなければ、自分はラクロス部にいる資格がないとずっと考えていました。
もちろん、間違ってはいないけれど、「日本一」を本気で目指す日体大ラクロス部のマネージャーとしてはその考えは間違っていると気づきました。
22日体が始まり、私は「副務」という幹部のポジションに就かせていただくことになり、自分が、日体ラクロス部に何を還元できるか、自分にしかできないことは何か、引退したその日まで毎日考えていました。
私は、もともと、自分に本当に自信がなく、違う環境に飛び込むことも苦手、自分の意見を特に選手に伝えることなんて全くできない人でした。
でも、私は、「自分に自信がないから…」「自分のことを好きになれない…」って言ってるだけの自分が大っ嫌いでした。
私が思うマネージャーは、チームに自分の力で何かを還元できてはじめてチームに存在価値が生まれるポジションだと思います。
選手とは違い、私は試合中、フィールドに立てない。点を決められない。
できることは、選手にとって、フィールドに立つその1時間、ラクロスだけに、プレーだけに集中できる環境を整えることだけ。
だから、自分の行動一つ一つが、チームの勝利のために全て意味のあるものにするかどうかは自分次第。
そう考えると、「自分に自信がない」なんて言ってるだけじゃ言い訳。
「自分の行動で自分の可能性を伸ばして自信を持てるようになりたい」
そう思うようになり、行動するようになりました。
私の言葉がどれだけ届くかわからないけど、自分の可能性を自分で閉ざして欲しくないです。
私は自信持って部員全員の良いところ言えるくらい一人一人その人にしかチームに還元できない部分があるから、
そこを考えるのを諦めないで、チームの一員として全員何かの形でチームに還元してほしい。
プレーでも良い、サポート面でも良い、係の仕事でもなんでも良い。
マネージャーは特にそうで、よく、自分が必要とされているかわからないって聞きます。私も思ってた時たくさんあった。
でも、あなたが必要とされるかどうかは周りが認めてからじゃない。
あなたが自分から自分にしかできないサポートを考えて考えて、行動にうつしてからチームに必要としてもらえる。
自分自身の行動一つで自分のこともチームのことも変えられるよ。
この一年、私は「是角美結」を捨てていました。
チームに関する発言。最も苦手だった。
嫌われるの嫌だし、誰かを怒るのも嫌だし。
でも、自分が傷つくことと、チームが少しでも良くなることを対比したら、断然自分が傷ついた方が良かった。どんなに嫌がられたとしても、その時は納得してくれないとしても、伝えるべきことは私が発信するべきだと思った。
それも私にしかできないことの一つかなって自負していました。
最上級生になった3年生はもちろん、1年生も2年生も、
今発したその自分の発言が、今しているその行動が、チームにどう影響が出るかを常に考えて欲しいです。
思ったよりも、自分の言動の影響力って大きいです。
例えば、
備品持ちたくない。
その一言を今、ここで、言う必要ありますか？
日本一を目指していて、リーグを想定した練習・練習試合のためにチーム全員が使う備品を持つことに対して、
自分がやりたくて、自分たちが日本一になりたくてラクロスをやっているなら言うべきではない。
自分がやるって決めたことに、言動に、もっと責任を持って、そして当たり前だと思わず、一つ一つ行動して欲しいです。
4年になってから、幹部になってからこの環境の凄さに気づくのじゃチームの一員として遅いです。
私たちは、亀山先生が申請をしてくださらなければ、活動できないし、
コーチの方々が教えてくださらなければ、技術も向上しない、
保護者の方の支援がなければ4年間部活を続けることも厳しい。
チームとしても、
選手がいなければ、スタッフもスタッフとして居られないし、
スタッフがいなければ、部として回らない部分がたくさんあります。
入れ替え戦まで行って、もしかしたら部室がなくなるかもしれない、練習時間の確保が厳しくなるかもしれないってなって少し痛感したと思います。
そうやって、今ある環境は当たり前じゃなくて、
自分が主役だって周りは関係ないって横暴になるんじゃなくて、
常に自分以外の周りに感謝と尊敬を持って活動してほしいって心から思います。
今年は、「観客を魅了する」ことが目標にあったのもあり、全リーグで1年生、impactが本当に応援から魅了してくれていたのにトップの選手は気づいてましたか？
集客係をはじめ、日体じゃない応援に来てくれてる方々をどれだけ巻き込めるか、たくさん工夫をして、自分たちから盛り上がって叫んでくれていました。
しかも、応援だけじゃなくて、備品運搬、ボックスメイク、観客の誘導も全部全部完璧だった。
チームとして当たり前って思うかもしれないけど、本当に言葉だけじゃなくて、チームだからこそ感謝すべきところです。
そういうチームになってほしい。そういう心が良い雰囲気を作り、信頼関係を築き、強いチームになっていくと思うから。
11/19のvs成蹊の入れ替え戦。
このステージにいること自体が正直悔しかったけど、他大の友達が終わった後に何人も言ってくれました。
「あの試合を見て一部の強さを見せつけられたし、日体のプライド感じた」って。
それを聞いて、自分たちが思い描く舞台はもちろんここではなかったし、それを正当化をすることは決してしないけど、
22日体が掲げた「魅了」を体現できたステージだったのかなって思いました。
22日体チームとして、一人一人がいたからこその結果だと思います。
そして、
私はラクロスを通じて本当に自慢したいくらい素敵な仲間にたくさん出会いました。
その人たちのおかげで今の自分があるし、その人達と出会えたことが自分の中で少し自信が持てる一因です。
日体以外の人と話すと、日体の環境の素晴らしさに改めて気づくこともあるし、逆に日体にたりてないところを知ることも沢山あるから、機会があればあるだけ日体以外の世界を知ることも自分にとって大切だと気づきました。
特に、一年生のつま恋のときから4年間ずっと話聞いてくれてた優菜。
どんな時も一緒に戦ってくれて、味方でいてくれた本当に尊敬するところしかないさつき。
みんなにみゆさんその2人しか友達いないんですか？って言われるくらい私が大好きで尊敬して仕方がない2人。
本当にありがとう。
あと、
同期がよかったなって何回も思うほどいっつも一緒に帰って笑ってなんでも話して喧嘩もしてくださった大尊敬のももさん。
1番最後に出会ったとってもかっこよくて素敵ななほ。
ずっと日体を応援してくれてるまゆ。
1番最初の派遣で一緒になって勇気をくれたななこちゃん。
審判で出会って優しく教えてくれたまおさん、木戸さん
高校から一緒で大会のたびに会って元気くれてた花実。
もう名前出せないくらい、たくさんの素敵な他大のみんなと出会えて、どの場所に行ってもラクロスを話せる、私にとってモチベになる素敵な人たくさんの人たち。
みんなみんなだいすきですありがとう！
日体大ラクロス部のみんな。
私をマネージャーとしてチームにいさせてくれてありがとうございました。
たくさんたくさん成長できました。
あの時ラクロス部に入るって決めた自分の選択は間違ってなかった！
みんなも、そう思って、4年間のラクロス人生を肯定できるくらいやりきって、引退してほしいです！
マネージャーのみんな。
スコアにしてもビデオにしても今自分がしている行動の意味とそのことで何につながるかを常に考えてみてください。
どんなにその仕事がチームに還元されたとしても、やっている行動がこなしているだけだったら、マネージャーとして存在価値が薄れてしまいます。
何事も絶対に妥協しないで現状に満足しないで、自分というマネージャーを向上し続けてね。
考え方を変えれば行動が変わって、自分を変えられるよ。
引退はしたけど、みんなの戦友であることには変わりません。
私が何かみんなに残せたものがあったら良いな。笑笑
みんながきつい時は話聞くし、一緒に悩むし戦うよ！
これからもずっとみんなの1番の味方です??
最後に、お母さん、お父さん。
みゆが決めたこと全力で応援するよって4年間見守ってくれてありがとう。
朝5時なのに2人揃っていってらっしゃいって玄関でお見送りしてくれたり、
マネージャーの親なのに図々しくないかな?って言いながらほんとにたくさんの試合に足を運んでくれて、最強の自慢の親でした??
ぱぱとままの2人の間に生まれて幸せ！
地元の友達も、バイトの友達も、みんな私のラクロス部人生を応援してくれてました。
たくさんの人に支えてもらって今の自分があります。
本当に、ラクロスで出会って私と関わってくださった全ての方々、ありがとうございました。
ラクロス大好きでラクロスからまだ離れたくないので審判頑張ります。
これからも日本体育大学男子ラクロス部をよろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
4年 是角美結
